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23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4営業日ぶりに大幅反落。終値は155.70円と前営業日NY終値(158.41円)と比べて2円71銭程度のドル安水準だった。植田和男日銀総裁の金融政策決定会合後の会見が「早期の利上げに慎重」と受け止められると買いが先行し一時159.23円まで値を上げたものの、そのあとは一転下落し157.37円まで大きく下げた。市場では「政府・日銀が為替介入の前段階となる『レートチェック』を行った」との見方も出ていた。そのあとは158円台半ばまで急速に下げ渋り、しばらくは158円台前半でのもみ合いが続いた。
なお、片山さつき財務相は為替介入の可能性について問われ「もちろんそういったことにはお答えができない」と述べたうえで、「為替市場について常に緊張感持って見守っている」と発言。三村淳財務官も「何もお答えするつもりはない」と話した。
NY市場に入ると再び売りが優勢に。日本時間1時頃から断続的に円買い・ドル売りのフローが観測されたことで、終始軟調な展開となり、6時過ぎに一時155.63円まで値を下げた。「米財務省の指示で米連邦準備理事会(FRB)が『レートチェック』を行った」との報道も伝わり、市場の一部では「日米が協調して介入する可能性も意識されている」との声が聞かれた。
ユーロドルは続伸。終値は1.1828ドルと前営業日NY終値(1.1755ドル)と比べて0.0073ドル程度のユーロ高水準だった。米国の信頼性欠如を背景に全般ドル売りが強まった流れに沿って、6時30分前に一時1.1834ドルと昨年9月18日以来約4カ月ぶりの高値を更新した。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時97.43と昨年9月24日以来の低水準を付けた。
ユーロ円は大幅反落。終値は184.06円と前営業日NY終値(186.20円)と比べて2円14銭程度のユーロ安水準。植田日銀総裁の会見を受けた円安局面では一時186.87円とユーロ導入以来の高値を更新したものの、すぐに失速し184.86円まで下落した。
その後しばらくは185円台半ばから後半でのもみ合いが続いていたが、NY時間に入り再びドル円が軟調に推移するとユーロ円にも売りが波及。5時前に一時183.80円まで値を下げた。市場では「米金融当局もレートチェックを行っている」との観測が出て、為替介入の思惑が高まった。
本日の参考レンジ
ドル円:155.63円 - 159.23円
ユーロドル:1.1728ドル - 1.1834ドル
ユーロ円:183.80円 - 186.87円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2026.01.24
作成日
:
2026.01.24
最終更新
:
2026.01.24
著者情報
DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
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