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マーケット速報
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ドル円:1ドル=156.01円(前営業日NY終値比△0.09円)
ユーロ円:1ユーロ=181.73円(△0.27円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1648ドル(△0.0011ドル)
日経平均株価:50655.10円(前営業日比△73.16円)
東証株価指数(TOPIX):3384.92(△0.61)
債券先物12月物:133.96円(△0.12円)
新発10年物国債利回り:1.960%(▲0.005%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な国内経済指標)
<発表値> <前回発表値>
11月マネーストックM2
前年同月比 1.8% 1.6%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は小高い。本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが強く、しばらくは155.90円前後での小動きとなっていたが、時間外の米10年債利回りが4.17%台まで上昇したことに伴い、一時156.13円と2日以来の高値をつけた。
なお、植田日銀総裁は衆院予算委員会で「経済・物価の中心的見通しが実現していけば利上げで緩和調整」「中心的見通しが実現していく確度が少しずつ高まっている」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。
・豪ドルは下値が堅い。豪準備銀行(RBA)はこの日、政策金利を予想通り3.60%で据え置いた。声明文では「慎重姿勢を維持することが適切」「インフレは最近再び上昇している」「インフレ圧力の持続性を評価するにはもう少し時間がかかる」などの見解が示された。発表直後こそ豪ドル売りで反応する場面も見られたが、その後は徐々に下値を切り上げる展開に。ブロックRBA総裁が「さらなる利下げは必要ないだろう」「理事会は金融引き締めが必要となるシナリオを議論した」などと述べたことも材料視され、対ドルでは0.6609ドルまで下押しした後に0.6648ドルまで反発。対円でも103.00円から103.68円まで切り返した。
・ユーロ円は強含み。ドル円や豪ドル円などの上昇につれて東京午後にやや上値を伸ばし、181.79円まで値を上げた。
・ユーロドルは小高い。総じて前日終値付近でのもみ合いとなったが、一時1.1650ドルまで上昇する場面も見られた。
・日経平均株価は小幅続伸。値がさの半導体関連株に買いが入ったことで指数も押し上げられた一方、本日からのFOMCを前に持ち高調整目的の売りも出た。相場は前日終値を挟んで上下し、方向感は定まらなかった。
・債券先物相場は5営業日ぶりに反発。持ち高調整目的の買いが先行したものの、この日実施された5年物国債入札が「やや弱めの結果だった」と受け止められると上値も重くなった。
(岩間)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.12.09
作成日
:
2025.12.09
最終更新
:
2025.12.09
著者情報
DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
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