NY株式サマリー（24日）＝ダウ、202ドル高　アルファベットが大幅上昇

◆ダウ平均:46448.27 +202.86 +0.44%

◆S&P500:6705.12 +102.13 +1.55%

◆NASDAQ：22872.01 +598.92 +2.69%

　24日のNY株式相場は続伸。グーグルのAIモデルのジェミニ3のアップデートが好感されAI関連株が軒並み上昇した。グーグルの親会社のアルファベットが6.31％高となったほか、ブロードコムが11.10％高、マイクロン・テクノロジーが7.99％高、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が5.53％高となり、時価総額最大のエヌビディアも2.05％上昇した。

　ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が12月利下げの可能性を示唆したことを好感して金曜日に493ドル高と反発したダウ平均は202.86ドル高（+0.44％）と続伸。S&P500も1.55％高と2日続伸し、ハイテク株主体のナスダック総合は2.69％高と、5月12日の4.35％高以来の大幅高となった。

　S&P500の11セクターはコミュニケーションの3.94％高を筆頭に、IT（+2.49％）、一般消費財（+1.86％）、公益（+1.12％）など9セクターが上昇し、生活必需品（-1.32％）、エネルギー（-0.32％）の2セクターが下落した。ダウ平均採用銘柄はメルク、アマゾン、IBM、ゴールドマン・サックス、エヌビディアが2％超上昇し、キャタピラー、アップル、ジョンソン・エンド・ジョンソンも1％超上昇。

　一方、プロクター・アンド・ギャンブル、ベライゾン、ウォルト・ディズニーが2％超下落し、ホーム・デポ、マクドナルド、ナイキも1％超下落した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は先週末の23.43ポイントから20.52ポイントに低下した。