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欧州マーケットダイジェスト・19日 株安・金利上昇・円安・ドル高

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2025.11.20
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欧州マーケットダイジェスト・19日 株安・金利上昇・円安・ドル高

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#日経平均

(19日終値:20日3時時点)

ドル・円相場:1ドル=156.75円(19日15時時点比△1.38円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=180.78円(△0.72円)

ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1533ドル(▲0.0056ドル)

FTSE100種総合株価指数:9507.41(前営業日比▲44.89)

ドイツ株式指数(DAX):23162.92(▲17.61)

10年物英国債利回り:4.602%(△0.048%)

10年物独国債利回り:2.711%(△0.005%)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。


(主な欧州経済指標)

       <発表値>    <前回発表値>

10月英消費者物価指数(CPI)

(前月比)   0.4%       0.0%

(前年比)   3.6%       3.8%

CPIコア指数

(前年比)   3.4%       3.5%

10月英小売物価指数(RPI)

(前月比)   0.3%      ▲0.4%

(前年比)   4.3%       4.5%

9月ユーロ圏経常収支(季調済)

    231億ユーロの黒字 222億ユーロの黒字・改

10月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値

(前年比)   2.1%       2.1%

10月ユーロ圏HICPコア改定値

(前年比)   2.4%       2.4%


※改は改定値を表す。▲はマイナス。


(各市場の動き)

・ドル円は上値を試す展開。日銀の早期利上げ観測の後退や日本の財政悪化懸念から全般円売りが先行。植田日銀総裁と片山財務相、城内経済財政相の三者会談では「為替について具体的な話は出なかった」と伝わると、円売りに弾みが付いた。市場では「今年度補正予算の規模が膨らむことへの警戒と、日銀の利上げが遅れるとの見方から円が売られている」との声が聞かれた。

 NY市場に入ると、米労働省労働統計局(BLS)が「10月米雇用統計は発表しない」「11月米雇用統計は12月16日に公表し、10月分の非農業部門雇用者数も同時に公表する」と明らかに。12月9-10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)までに米雇用データを入手できないことから、市場では米連邦準備理事会(FRB)による12月の米利下げ観測が後退。全般ドル買いの様相が強まり、3時前に一時156.87円と1月15日以来約10カ月ぶりの高値を更新した。

 なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、12月FOMCで0.25%の利下げを予想する確率は前日の50.1%から36.2%に低下した一方、据え置きを予想する確率は44.9%から63.8%に上昇した。


・ユーロドルは頭が重かった。日本時間夕刻に一時1.1597ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1608ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速。NYの取引時間帯に入ると米利下げ観測の後退を背景に全般ドル買いが活発化し、2時30分過ぎに一時1.1526ドルと日通し安値を更新した。

 なお、豪ドル米ドルは一時0.6451米ドル、NZドル米ドルは0.5590米ドルまで下落したほか、米ドルカナダドルは1.4065カナダドルまで上昇した。


・ユーロ円は底堅い動き。高市政権の積極財政への懸念や、政府・日銀による為替介入への警戒感が後退したことを受けて全般円売りが進行。24時過ぎに一時181.00円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。


・ロンドン株式相場は5日続落。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、引けにかけて売りが強まった。ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が売られたほか、ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が値下がりした。


・フランクフルト株式相場は小幅ながら5日続落。米利下げ観測の後退やエヌビディアの決算発表を警戒した売りが一服し、じり高の展開が続いていたが、終盤失速した。個別ではラインメタル(6.99%安)やRWE(2.01%安)、フレゼニウス(1.79%安)などの下げが目立った。


・欧州債券相場は下落した。


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.11.20

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