日経平均サマリー（13日午前）

経平均は続伸　デクセリアルズがストップ高

　13日の日経平均は続伸。前引けは103円高の51166円。まちまちの米国株を受けて、寄り付きは小幅な下落。寄った後はしばらくプラス圏とマイナス圏を行き来した。値上がり銘柄は多かった一方、指数寄与度の大きいソフトバンクグループ<9984.T>が弱く、売り買いが交錯した。しかし、古河電工<5801.T>やアドバンテスト<6857.T>など、ソフトバンクグループ以外のAI関連には強い動きが見られたことから、次第に売り圧力が和らいでプラス圏が定着。ソフトバンクグループの下げの度合いが大きく、動きが良くなってくると何度か押し戻されたものの、3桁の上昇で前場を終えた。

　東証プライムの売買代金は概算で3兆2000億円。業種別では非鉄金属、電気・ガス、証券・商品先物などが上昇している一方、情報・通信、金属製品、精密機器などが下落している。上方修正や自己株取得・消却を発表したデクセリアルズ<4980.T>がストップ高。半面、26.3期2Qの決算短信に関して開示を延期すると発表したＡｂａｌａｎｃｅ<3856.T>が急落している。

日経平均

　51166.78　+103.47

先物

　51150　+30

TOPIX

　3380.30　+20.97

出来高

(小針)