株式寄り付き概況－日経平均は3日ぶり大幅反発　コニカミノルタが急騰

　6日の日経平均は3日ぶり大幅反発。米国株高を好感して、寄り付きから500円を超える上昇。直近で大きく売られた大型グロース株に見直し買いが入っており、開始直後には上を試しにいった。一方、51200円台に乗せて1000円超上昇したところでは戻り売りも出てきて上昇一服。買いが先行したソフトバンクグループ<9984.T>がマイナス圏に沈むなどグロース株に失速の動きも見られる中、足元では上げ幅を縮めている。

　業種別ではその他製品、非鉄金属、電気機器などが上昇している一方、鉄鋼、陸運、小売などが下落している。上期の大幅最終黒字や通期の利益見通し引き上げが好感されたコニカミノルタ<4902.T>が急騰。半面、サンリオ<8136.T>は上方修正を発表したものの、市場の高い期待に届かず急落している。

(小針)