日経平均サマリー（29日午前）

日経平均は大幅反発　51000円を上回り4桁の上昇

29日の日経平均は大幅反発。前引けは1030円高の51249円。米国株高を受けて200円超上昇して始まると、場中も上値を伸ばす展開。好決算を発表したアドバンテスト<6857.T>が急騰し、大型グロース株が上昇をけん引した。プライムでは値下がり銘柄が多く、物色には濃淡がついたものの、強い基調は崩れず。10時台に入って51000円を上回ると、11時近辺では上げ幅を4桁に広げて51300円台に乗せ、高値圏で前場を終えた。なお、アドバンテストは前引けでは20.3％高となっており、1銘柄で日経平均を約989円押し上げている。

　東証プライムの売買代金は概算で3兆7700億円。業種別では非鉄金属、電気機器、建設などが上昇している一方、パルプ・紙、不動産、医薬品などが下落している。決算を材料に電気設備工事関連が強く買われており、きんでん<1944.T>とトーネック<1946.T>がストップ高。半面、下方修正を発表した北越コーポレーション<3865.T>が急落している。

日経平均

　51249.82　+1030.64

先物

　51320　+860

TOPIX

　3287.90　+2.03