東京外国為替市場概況・12時　ドル円、調整一服

　22日の東京外国為替市場でドル円は調整一服。12時時点では151.63円とニューヨーク市場の終値（151.93円）と比べて30銭程度のドル安水準だった。10時過ぎに151.49円まで下値を広げたところで下落が一巡。昨日の断続的に進んだ高市トレードの調整が一服した。日経平均株価が700円超売られた後、190円安程度まで下げ幅を縮小したことも買い戻しを誘ったようだ。一時151.76円前後までドル高・円安方向へ戻した。

　ユーロ円も円買い一服。12時時点では176.01円とニューヨーク市場の終値（176.24円）と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。株安をにらんだ円買い戻しは小休止。175.85円まで下落幅を広げた後、176.15円前後へ戻した。

　ユーロドルは小高い。12時時点では1.1608ドルとニューヨーク市場の終値（1.1600ドル）と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。円相場中心の展開で値動きは大きくないが、対円でドルの弱含みが先行したこともあり、1.1611ドルまで小幅に上値を広げた。

本日これまでの参考レンジ

ドル円：151.49円　-　151.96円

ユーロドル：1.1599ドル　-　1.1611ドル

ユーロ円：175.85円　-　176.28円

(関口)