日経平均サマリー（17日午前）

日経平均は3日ぶり大幅反落　三井Ｅ＆Ｓが急騰

　17日の日経平均は3日ぶり大幅反落。前引けは450円安の47827円。米国株安を嫌気して、寄り付きから400円を超える下落。場中はマイナス圏で不安定な動きが続いた。下げ幅を500円超に広げて47700円台に入ったところでは売り圧力が和らいだ。そこからしばらく安値圏でもみ合った後、10時辺りからは戻りを試しにいった。米国で信用リスクが高まったことで序盤は広範囲に売りが出たが、メガバンクが早い時間に下げ渋ったことなどから、過度な警戒は後退した。ただ、48100円台まで戻したところでは売り直されて下げ幅を拡大。400円を超える下落で前場を終えた。グロース250指数が2.5％安と大きめの下落となっている。

　東証プライムの売買代金は概算で2兆5200億円。業種別では食料品、その他製品、水産・農林などが上昇している一方、保険、銀行、証券・商品先物などが下落している。証券会社が目標株価を引き上げた三井Ｅ＆Ｓ<7003.T>が、一時ストップ高となるなど急騰。半面、決算が嫌気されて前日ストップ安比例配分となったリップス<373A.T>が、きょうも売りが止まらずストップ安まで売られている。

日経平均

　47827.31　-450.43

先物

　47890　-540

TOPIX

　3180.89　-22.53