東京外国為替市場概況・10時　ドル円　小じっかり

　7日の東京外国為替市場でドル円は小じっかり。10時時点では150.49円とニューヨーク市場の終値（150.35円）と比べて14銭程度のドル高水準だった。高市トレードが続く中、ドル円は昨日の高値150.48円を上抜けて150.62円まで上昇した。8月1日の高値150.92円が目先のレジスタンスとして意識されやすい。日経平均は一時500円超高と、昨日に続いて史上最高値を更新している。

　ユーロ円は底堅い。10時時点では176.21円とニューヨーク市場の終値（176.07円）と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。円売り圧力が続く中、一時176.35円まで過去最高値を更新した。また、ポンド円は昨年7月以来の高値となる203.06円まで上昇し、豪ドル円は99.68円まで年初来高値を更新した。

　ユーロドルは10時時点では1.1709ドルとニューヨーク市場の終値（1.1711ドル）と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円のドル高が重しとなるも、下押しは1.1704ドルにとどめ、1.17ドル前半の狭いレンジ内で値動きは限定的。

本日これまでの参考レンジ

ドル円：150.24円　-　150.62円

ユーロドル：1.1704ドル　-　1.1716ドル

ユーロ円：175.92円　-　176.35円

(金)