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ニューヨーク外国為替市場概況・11日 ドル円、反落

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2025.09.12
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ニューヨーク外国為替市場概況・11日 ドル円、反落

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 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は147.21円と前営業日NY終値(147.46円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。米労働省労働統計局(BLS)が発表した8月米消費者物価指数(CPI)は概ね市場予想通りの結果となったものの、発表直後はドル買いで反応し一時148.17円と日通し高値を付けた。

 ただ、8日の高値148.58円や200日移動平均線148.78円がレジスタンスとして意識されると失速した。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容だったこともドル売りを促し、1時過ぎに146.99円と日通し安値を更新した。市場では「米CPIの結果は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを阻止するほどの内容ではない」との声が聞かれた。

 米長期金利の指標となる10年債利回りが一時3.9921%前後と4月7日以来約5カ月ぶりの低水準を付けたことも相場の重しとなった。


 ユーロドルは3営業日ぶりに反発。終値は1.1734ドルと前営業日NY終値(1.1695ドル)と比べて0.0039ドル程度のユーロ高水準だった。米インフレ指標発表直後に一時1.1662ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となった。米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入り、一時1.1746ドルと日通し高値を更新した。

 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が定例理事会後の記者会見で「ユーロ圏経済成長に対するリスクはより均衡が取れてきた」「ディスインフレのプロセスは終了した」と述べたことも相場の支援材料。市場では「ラガルド氏の発言を受けて、ECBの利下げ局面が終わりに近づいているとの見方が広がった」との指摘があった。


 ユーロ円も3日ぶりに反発。終値は172.75円と前営業日NY終値(172.46円)と比べて29銭程度のユーロ高水準。ただ、NY市場に限れば上値の重さが目立った。22時過ぎに一時173.06円と日通し高値を付けたものの、ドル円の失速に伴う売りが出ると172.51円付近まで下押しした。


本日の参考レンジ

ドル円:146.99円 - 148.17円

ユーロドル:1.1662ドル - 1.1746ドル

ユーロ円:172.36円 - 173.06円


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.09.12

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