節目

節目

読み方、同義語、対義語

読み方 ふしめ

節目とは、相場の分かれ目、ターニングポイントといった意味を持ち、多くの投資家が意識するレート水準を指します。多くの投資家に意識されることから、レートは節目を目指す傾向があり、新規エントリーや決済の目標となります。節目に到達した後は、そこから反転する場合も、突き抜ける場合もあります。

チャート上に現れる節目もあれば、心理的節目もあります。具体的な節目としては、次のようなものがあります。

主立った高値・安値 直近の最高値・最安値、長いひげの先など
サポートライン、
レジスタンスライン
値動きを何度も跳ね返した実績のある水準
ラウンドナンバー 115.00円、1.2500ドルなど、「0」が揃ったキリの良い数字のこと
フィボナッチ・
リトレースメント
大きなスイング(波形)に対して23.6%、38.2%、50.0%、61.8%、76.4%の戻しとなる水準
ピボット 前日の高値、安値、終値から算出される、当日の値動きの目標
チャートパターン ダブルトップ・ボトムの山や谷、ネックラインなど
point 損切り注文を巻き込んだ急加速も

節目から少し離れたところに損切り注文を入れる投資家が多いため、節目を超えると、そうした損切り注文の勢いが加わってそれまでの上昇や下降が加速する場合もあります。さらに、そうした損切り注文を発動させるために、そうした注文が集まる価格帯までレートを動かすことを狙った大口のポジションが入ることもあります。このように、節目付近ではさまざまな市場参加者の思惑が入り乱れて、荒い値動きになる場合があります。

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