2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
FX関連では、ファンダメンタルズや手法に関する記事からFXのメンタル管理まで、幅広い記事の執筆・監修を行う。
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FX用語解説集
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ブラックマンデーとは、1987年10月19日に米国のニューヨーク株式市場で起きた大暴落相場のことです。この日が月曜日だったため、ブラックマンデー(暗黒の月曜日)と呼ばれるようになりました。
ニューヨーク株式市場の代表的な株価指数であるダウ平均株価は、この日だけで約22%も下落し、そのインパクトの大きさがうかがえます。当時は場立ちといって証券取引所のフロアにディーラーが大勢集まって株式の売買をしており、場立ちをしている人たちが呆然と立ち尽くしていたといわれています。
ブラックマンデーが起きた原因は、いくつか指摘されています。当時の米国は財政赤字と貿易赤字を慢性的に抱えており、これは「双子の赤字」と呼ばれていました。そのため、米ドル安が進行し、米国経済の先行き不透明感から、週明けの月曜日に売りが集中したといわれています。さらにもう一つの「犯人」といわれているのが、アルゴリズム取引です。当時から自動売買システムは存在し、自動売買システムが暴落に対応して大量の損切り売りをしたことも、株安に拍車をかけたとされています。
ブラックマンデーの影響は、もちろん日本の株式市場にも及び、日経平均株価は約15%の下落となりました。しかし、米国など諸外国の落ち込みよりは、その程度は大きくありませんでした。しかも、半年後にはブラックマンデーの下落分を回復する強さを見せ、世界を驚かせました。その理由は、当時の日本がバブル景気の真っただ中にあったからです。
作成日
:
2021.05.07
最終更新
:
2024.11.18
著者情報
斎藤 陽介 | Yosuke Saito
FXトレーダー&金融情報WEBメディア制作経歴10年
2009年よりFXを始め、現在トレード歴11年目。
トレードの傍ら、金融情報WEBメディアの制作実務を10年間行う。
FXを中心に株・暗号資産などの金融ディリバティブ取引の記事の執筆を多く手がけ、FX攻略.com等専門メディアへの執筆の経歴あり。
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監修者情報
山田 大護 | Daigo Yamada
弁護士:専門分野(企業法務・金融法務)
短期が中心のトレーダーや中長期が中心のトレーダー、元プロップトレーダー、インジケーターやEAの自作を行うエンジニアなどが在籍。資金を溶かした失敗や専業トレーダーに転身した経験など、実体験も踏まえてコンテンツを制作している。
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