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ブラックマンデー

GLOSSARY

FX用語解説集

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ブラックマンデー

読み方、同義語、対義語

読み方 ぶらっくまんでー

ブラックマンデーとは、1987年10月19日に米国のニューヨーク株式市場で起きた大暴落相場のことです。この日が月曜日だったため、ブラックマンデー(暗黒の月曜日)と呼ばれるようになりました。

ニューヨーク株式市場の代表的な株価指数であるダウ平均株価は、この日だけで約22%も下落し、そのインパクトの大きさがうかがえます。当時は場立ちといって証券取引所のフロアにディーラーが大勢集まって株式の売買をしており、場立ちをしている人たちが呆然と立ち尽くしていたといわれています。

ブラックマンデーが起きた原因は、いくつか指摘されています。当時の米国は財政赤字と貿易赤字を慢性的に抱えており、これは「双子の赤字」と呼ばれていました。そのため、米ドル安が進行し、米国経済の先行き不透明感から、週明けの月曜日に売りが集中したといわれています。さらにもう一つの「犯人」といわれているのが、アルゴリズム取引です。当時から自動売買システムは存在し、自動売買システムが暴落に対応して大量の損切り売りをしたことも、株安に拍車をかけたとされています。

point ブラックマンデーはいつでも起こり得る

ブラックマンデーは今も語り継がれるほどの大事件でしたが、こうした相場の混乱はその後も起きており、今後も起こり得ると考えるのが妥当です。ブラックマンデー自体は株式市場での出来事ですが、為替市場への影響は避けられません。急激な株安・リスクオフ円高要因になりやすいため、FXで円売りのポジションを長期保有する投資スタンスの人は、株式市場の混乱から起きる円高に耐えられるだけの資金管理をするか、適切な損切り注文を入れておく必要があります。

ブラックマンデーの影響は、もちろん日本の株式市場にも及び、日経平均株価は約15%の下落となりました。しかし、米国など諸外国の落ち込みよりは、その程度は大きくありませんでした。しかも、半年後にはブラックマンデーの下落分を回復する強さを見せ、世界を驚かせました。その理由は、当時の日本がバブル景気の真っただ中にあったからです。

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