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ニューヨーク外国為替市場概況・19日 ドル円、3日ぶり小反落

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2025.09.20
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ニューヨーク外国為替市場概況・19日 ドル円、3日ぶり小反落

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 19日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに小反落。終値は147.95円と前営業日NY終値(148.00円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。日銀は今日まで開いた金融政策決定会合で市場予想通り政策金利を現行の0.50%に据え置くことを決めたと発表。ただ、2名の審議委員(高田委員・田村委員)が0.75%への利上げを主張したことが伝わると円買い・ドル売りが優勢に。東京午後には一時147.20円まで値を下げた。

 もっとも、植田和男日銀総裁が会合後の記者会見で「今後の金融政策、もう少しデータを見たい」「経済の下振れリスク、そこそこある」などと述べ、追加利上げの時期について言及しなかったことが分かると、徐々に円売り・ドル買いが増えた。NY市場に入ると、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが優勢となり、22時前に一時148.28円と8日以来の高値を付けた。

 ただ、そのあとは200日移動平均線が位置する148.65円付近がレジスタンスとして意識されたため上値が重くなった。


 ユーロドルは3日続落。終値は1.1746ドルと前営業日NY終値(1.1788ドル)と比べて0.0042ドル程度のユーロ安水準だった。今週17日に一時1.1919ドルと2021年6月以来約4年3カ月ぶりの高値を付けたあとだけに、週末を控えたポジション調整目的の売りが出やすかった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、前日の安値1.1750ドルを下抜けて一時1.1729ドルまで値を下げた。

 なお、今週16日に米連邦準備理事会(FRB)理事に就任した米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長のミラン氏は「関税による目立ったインフレの兆候は見られない」などと話し、16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の利下げを主張したことの正当性を訴えた。


 ユーロ円は反落。終値は173.81円と前営業日NY終値(174.44円)と比べて63銭程度のユーロ安水準。日銀金融政策決定会合後に一時173.48円まで売り込まれた影響が残った。ただ、NY市場に限ればドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。


本日の参考レンジ

ドル円:147.20円 - 148.28円

ユーロドル:1.1729ドル - 1.1793ドル

ユーロ円:173.48円 - 174.50円


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.09.20

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