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欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、失速

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2025.09.11
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欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、失速

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 11日の欧州外国為替市場でドル円は失速。22時時点で147.50円と20時時点(147.97円)と比べて47銭程度のドル安水準だった。8月米消費者物価指数(CPI)は概ね市場予想通りだったが、前月比が+0.4%と市場予想の+0.3%を上回ったことで148.17円まで上昇。しかし、同時に発表された新規失業保険申請件数が26.3万件と予想の23.5万件より悪い結果となった事から147.30円台に急反落するなど、荒い動きとなった。


 ユーロドルは切り返し。22時時点で1.1716ドルと20時時点(1.1683ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中銀(ECB)は市場予想通り政策金利の据え置きを発表するも、直後の市場は独長期金利の低下と共にユーロ売りで反応すると、一時1.1662ドルまで下落。ただ、その後は弱い米雇用指標を受けてドル売りが強まると1.1721ドルまで切り返す場面が見られた。

 ECBは声明で、2025年・2026年のインフレ見通しを上方修正したほか、GDP見通しは2025年を上方修正したが2026年は下方修正した。また、今後の金利動向については何ら示唆しなかった。

 また、ラガルドECB総裁は会見中であり、現時点では「成長の課題は来年には減少する」「基調インフレの指標は、ECBの中期目標である2%に一致している」などの発言が伝わっている。


 ユーロ円は22時時点で172.83円と20時時点(172.88円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下げに連れて172.50円台まで下押すも、同時にユーロドルが上昇した影響を受けて172.90円台まで切り返すなど、神経質な動きとなった。



本日これまでの参考レンジ

ドル円:147.28円 - 148.17円

ユーロドル:1.1662ドル - 1.1721ドル

ユーロ円:172.36円 - 172.97円



(川畑)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.09.11

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