香港株前場：反落スタート、利益確定売りが重し　医薬関連が大幅安

　11日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。指数は前日まで4営業日続伸し、終値で2021年9月10日以来4年ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなっているもよう。

　指数は心理的節目の26000ポイントを下回って寄り付くと、日本時間午前10時31分現在、前日比0.96％安の25948.24ポイントで推移している。個別では、翰森製薬（03692）や薬明生物技術（02269）、石薬集団（01093）など医薬関連が大幅安。美団（03690）やアリババ集団（09988）なども売られている。半面、新東方教育科技（09901）やCNOOC（00883）が買われている。