close

MT4/MT5に対応!
外出先でも簡単取引

欧州マーケットダイジェスト・3日 株高・金利低下・ドル安

MARKET
REPORT

マーケット速報

為替市場の今をリアルタイムで把握し、情報配信しています。世界の主要マーケットの動きから、相場を左右する重要ニュースまで、投資の判断に必要な情報をスピーディーにお届けしています。

2025.09.04
NEW

欧州マーケットダイジェスト・3日 株高・金利低下・ドル安

#ダウ平均
#ドル
#ドル円
#ユーロドル
#市況

(3日終値:4日3時時点)

ドル・円相場:1ドル=148.04円(3日15時時点比▲0.56円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=172.63円(▲0.19円)

ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1660ドル(△0.0030ドル)

FTSE100種総合株価指数:9177.99(前営業日比△61.30)

ドイツ株式指数(DAX):23594.80(△107.47)

10年物英国債利回り:4.748%(▲0.052%)

10年物独国債利回り:2.740%(▲0.046%)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。


(主な欧州経済指標)

       <発表値>    <前回発表値>

8月仏サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値

        49.8       49.7

8月独サービス部門PMI改定値

         49.3       50.1

8月ユーロ圏サービス部門PMI改定値

         50.5       50.7

8月英サービス部門PMI改定値

         54.2       53.6

7月ユーロ圏卸売物価指数(PPI)

(前月比)   0.4%       0.8%

(前年比)   0.2%       0.6%


※改は改定値を表す。▲はマイナス。


(各市場の動き)

・ドル円は頭が重かった。時間外の米10年債利回りが4.29%台まで上昇すると円売り・ドル買いが先行。一時149.14円と8月1日以来約1か月ぶりの高値を付けた。

 ただ、149円台では戻りを売りたい向きも多く、滞空時間は短かった。NYの取引時間帯に入ると、7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が718.1万件と予想の737.8万件を下回ったことが分かり、全般ドル売りが活発化。米10年債利回りが4.19%台まで低下したことも相場の重しとなり、一時147.88円と日通し安値を更新した。

 なお、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利下げをすべきだと確信」「労働市場が悪化するのを待ってから政策金利を引き下げるべきではない」「今後数カ月で複数回の利下げを予想」などと述べた一方、FOMCで投票権を有するムサレム米セントルイス連銀総裁は「データを考慮すると、現在の引き締め政策は適切」「関税はインフレの持続的な上昇を引き起こすリスクがある」「労働市場は冷え込み、労働部門には下振れリスクがあると予想」などと語った。


・ユーロドルは底堅い動き。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1608ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。NY市場では低調な米雇用関連指標の結果を受けて米長期金利が低下したため、全般ドル売りが加速。0時30分過ぎに一時1.1682ドルと日通し高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.01まで低下した。


・ポンドドルは持ち直した。前日に急落した英長期債が反発(金利は低下)したことで、投資家心理が改善するとポンドを買い戻す動きが広がった。リーブス英財務相が財政規律を守る姿勢を示したことも好感されて、一時1.3458ドルまで値を上げた。


・ユーロ円は失速。22時前に一時173.30円と日通し高値を付けたものの、前日の高値173.41円がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。ドル円の下落につれた売りが出ると一時172.59円と日通し安値を更新した。


・ロンドン株式相場は反発。前日に急落した英長期債が反発(金利は低下)したことで、投資家心理が改善し株買いが広がった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が買われたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値上がりした。


・フランクフルト株式相場は反発。仏政治リスクや英財政悪化への懸念から下落していた欧州長期債が反発(金利は低下)すると、投資家心理が改善し株式にも買い戻しが入った。個別ではアディダス(4.81%高)やザランド(4.13%高)、エアバス(3.09%高)などの上昇が目立った。


・欧州債券相場は上昇。リーブス英財務相が「自ら設定した財政規則を守る」と強調したことが債券市場の落ち着きにつながったようだ。


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.09.04

新着記事

免責事項:Disclaimer

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。

notification
通知設定
close

WebPush通知を受信

スマートフォンをご利用のお客様は、ホーム画面にアプリを追加後、プッシュ通知をオンににしてください。プッシュ通知機能を利用して、取引チャンスやお得なボーナス情報を受け取ろう!

手順をみる

重要指標やお知らせを受信

閉じる