日経平均サマリー（2日午前）

日経平均は3日ぶり反発　松屋が大幅上昇

　2日の日経平均は3日ぶり反発。前引けは104円高の42292円。米国休場で手がかり難ではあったが、欧州株高を好感して3桁上昇スタート。前日大きく下げたアドバンテスト<6857.T>とソフトバンクグループ<9984.T>が引き続き売られたことから、上値追いには慎重姿勢が見られた。一方、これらが大きく下げることはなかった上に、全体では値上がり銘柄が多かったことから、プラス圏はキープした。10時台半ばに上を試して上げ幅を300円近くに広げたものの、節目の42500円に迫ったところでは押し戻されており、100円程度高い水準で前場を終えた。

　東証プライムの売買代金は概算で1兆8000億円。業種別ではガラス・土石、卸売、海運などが強い上昇。下落は陸運、情報・通信、機械の3業種のみとなっている。8月度の月次が好感された松屋<8237.T>が大幅上昇。半面、ＩＨＩ<7013.T>や三菱重工業<7011.T>など防衛関連が売りに押されている。

日経平均

　42292.88　+104.09

先物

　42230　-20

TOPIX

　3077.77　+14.58

(小針)