香港株前場：反発スタート、25000ポイント回復

　29日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日は3日続落し、心理的節目の25000ポイントを割り込んで終えたとあって、幅広いセクターで買い直しが先行している。決算発表を受けた売買が目立つ。

　指数は始値で25000ポイントを回復し、日本時間午前10時33分現在、前日比0.46％高の25112.84ポイントで推移している。個別では、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム（09961）、家電メーカーの海爾智家（06690）が高い。前日大引けに2025年6月中間決算を発表した銘柄では、理想汽車（02015）が上昇する半面、SMIC（00981）が下落。スマートフォン部品・受託製造のBYDエレクトロニック（00285）、乳業大手の中国蒙牛乳業（02319）も売られている。