ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ドル円、小安い

　28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小安い。24時時点では146.97円と22時時点（147.11円）と比べて14銭程度のドル安水準だった。4-6月期米国内総生産（GDP）改定値などの良好な米経済指標に対する反応は一巡。米10年債利回りが再び低下に転じたことをながめ、146.88円付近まで押し戻された。もっとも、本日安値の146.81円手前では下げ止まるなど下値も限られている。

　ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.1670ドルと22時時点（1.1669ドル）と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下に伴って1.1686ドル付近まで上昇したが、本日の高値1.1687ドルには届かず、その後は上値が重くなった。

　ユーロ円は24時時点では171.52円と22時時点（171.66円）と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの上昇につれて171.79円まで本日高値を更新したものの、その後は買いも一服した。

本日これまでの参考レンジ

ドル円：146.81円　-　147.49円

ユーロドル：1.1629ドル　-　1.1687ドル

ユーロ円：171.12円　-　171.79円

(岩間)