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ニューヨーク外国為替市場概況・13日 ドル円、続落

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2025.08.14

ニューヨーク外国為替市場概況・13日 ドル円、続落

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 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続落。終値は147.38円と前営業日NY終値(147.84円)と比べて46銭程度のドル安水準だった。ベッセント米財務長官が「米金利は今より1.50-1.75%低い水準にあるべき」「9月の0.50%利下げの可能性は高い」と発言すると、米早期利下げ観測が高まりドル売りが進行。さらに、ベッセント氏が植田日銀総裁と話したことを明らかにしたうえで、「日本はインフレ問題を抑える必要がある」と述べると「日銀に利上げを促したのではないか」との思惑が浮上し、円買いを促した。24時過ぎには一時147.09円と日通し安値を更新した。

 なお、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、次回9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを予想する確率は93.8%、0.50%の利下げ確率は6.2%となり、9月の利下げを完全に織り込んだ。

 ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。米長期金利の低下が一服したことなどが相場を下支えし、147.51円付近まで下値を切り上げる場面があった。


 ユーロドルは続伸。終値は1.1705ドルと前営業日NY終値(1.1675ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ高水準となった。欧州市場では一時1.1730ドルと日通し高値を付けたものの、NY市場に入ると伸び悩んだ。ユーロ円やユーロポンドなど一部ユーロクロスの下落につれた売りが出ると1.1693ドル付近まで下押しした。その後の戻りも1.1724ドル付近にとどまった。


 ユーロ円は4営業日ぶりに小反落。終値は172.50円と前営業日NY終値(172.60円)と比べて10銭程度のユーロ安水準。ベッセント米財務長官の発言を受けて、日銀の追加利上げ観測が高まると円買い・ユーロ売りが優勢に。23時過ぎに一時172.24円と日通し安値を付けた。その後の戻りも172.60円付近にとどまった。


本日の参考レンジ

ドル円:147.09円 - 148.17円

ユーロドル:1.1670ドル - 1.1730ドル

ユーロ円:172.24円 - 173.02円


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.08.14

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