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欧州マーケットダイジェスト・4日 株高・金利低下・円高

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2025.08.05
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欧州マーケットダイジェスト・4日 株高・金利低下・円高

#ドル円
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#日経平均

(4日終値:5日3時時点)

ドル・円相場:1ドル=146.96円(4日15時時点比▲0.81円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=170.08円(▲0.90円)

ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1573ドル(△0.0003ドル)

FTSE100種総合株価指数:9128.30(前営業日比△59.72)

ドイツ株式指数(DAX):23757.69(△331.72)

10年物英国債利回り:4.509%(▲0.019%)

10年物独国債利回り:2.624%(▲0.055%)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。


(主な欧州経済指標)

       <発表値>    <前回発表値>

7月スイス消費者物価指数(CPI)

前月比     0.0%       0.2%

7月スイス製造業購買担当者景気指数(PMI)

         48.8        49.6


※改は改定値を表す。▲はマイナス。


(各市場の動き)

・ドル円は頭が重かった。欧州株相場や時間外のダウ先物が上昇すると、投資家のリスク志向改善を意識した円売り・ドル買いが先行。東京午前につけた147.91円を上抜けて一時148.09円まで上値を伸ばした。

 ただ、日足一目均衡表転換線が位置する148.39円がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。前週末に発表された7月米雇用統計の弱さを受けて米早期利下げ観測が高まる中、次第にドルが売られる展開となった。23時30分前には一時146.87円と日通し安値を更新した。

 その後、一目均衡表基準線146.80円がサポートとして意識されると下げ渋ったものの、戻りは限定的だった。


・ユーロドルはもみ合い。対円などでドル買いが進んだ影響を受けてユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1550ドルと日通し安値を付けたものの、米長期金利が低下に転じるとユーロ買い・ドル売りが出た。新規材料が乏しく、米金利の動向を睨みながらの動きが続いた。欧州時間の高値は1.1588ドルで値幅は0.0038ドル程度だった。


・ユーロ円は上値が重かった。日本時間夕刻に一時171.16円と日通し高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に弱含んだ。前週末の安値170.29円を下抜けて3時前には一時170.05円まで値を下げた。ドル円につれた動きとなった。

 ユーロ円以外のクロス円も売りが目立った。ポンド円は一時195.19円、豪ドル円は94.97円、NZドル円は86.75円、カナダドル円は106.67円、スイスフラン円は181.89円まで値を下げた。


・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。前週末まで続落していた反動で、押し目買いなどが入った。米国株の反発も相場を下支えした。ロイズ・バンキング・グループやバークレイズなど金融株が買われたほか、セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が値上がりした。


・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反発。前週末まで続落していた反動で、押し目買いなどが優勢となった。個別ではコメルツ銀行(5.03%高)やシムライズ(3.53%高)、ラインメタル(3.37%高)などの上昇が目立った。


・欧州債券相場は上昇。米金利の先高観が後退する中、欧州債にも買いが入った。


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.08.05

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