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マーケット速報
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(9日終値)
ドル・円相場:1ドル=158.14円(前営業日比▲0.21円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=162.87円(▲0.53円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0300ドル(▲0.0018ドル)
ダウ工業株30種平均:休場
ナスダック総合株価指数:休場
10年物米国債利回り:4.69%(横ばい)
WTI原油先物2月限:1バレル=73.92ドル(△0.60ドル)
金先物2月限:1トロイオンス=2690.8ドル(△18.4ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
12月米企業の人員削減数
(前年比) 11.4% 26.8%
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は4日ぶりに反落。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.64%台まで低下すると円買い・ドル売りが先行。23時前に一時157.58円と日通し安値を付けた。
ただ、下値は堅かった。7日の安値157.38円や一目均衡表転換線が位置する157.29円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。米10年債利回りが4.69%台まで戻したことも相場を下支えして、3時過ぎには158.16円付近まで下げ渋った。
なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するコリンズ米ボストン連銀総裁は「現在の見通しでは、利下げには段階的かつ忍耐強いアプローチが必要」と述べたほか、シュミッド米カンザスシティー連銀総裁は「さらなる利下げは段階的かつデータに基づいて行うべき」などと話した。
・ユーロドルは3日続落。ただ、NY市場に限れば大きな方向感は出なかった。22時30分過ぎに一時1.0319ドル付近まで値を上げたものの、アジア時間に付けた日通し高値1.0321ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速。1時30分過ぎには1.0291ドル付近まで下押しした。
本日はカーター元米大統領の国葬で米株式市場が休場、米債券市場が短縮取引となったため、市場参加者が減少。積極的な売買が手控えられた面もあったようだ。
・ユーロ円も3日続落。21時30分過ぎに一時162.38円と本日安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ドル円につれた動きとなった。
・米国株式市場は国民追悼の日で休場となった。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。前日に一時4.7280%前後と昨年4月25日以来の高水準を付けたあとだけに、持ち高調整目的の買いが入った。ただ、複数の米連邦準備理事会(FRB)高官が追加利下げに慎重な考えを示すと次第に上値が重くなり、値を消した。
なお、本日はカーター元米大統領の追悼の日で短縮取引だった。
・原油先物相場は反発。米国ではテキサス州など広い地域で大寒波が発生しており、暖房用などのエネルギー需要への期待から買いが強まった。
・金先物相場は3日続伸。トランプ2次政権の関税政策を巡りインフレや景気への懸念が高まるなか、安全資産としての金需要が意識され買いが優勢となった。
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.01.10
作成日
:
2025.01.10
最終更新
:
2025.01.10
著者情報
DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
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NYマーケットダイジェスト・7日 株安・金利上昇・ドル底堅い
米国債市場概況・7日 10年物国債利回り、4.49%に上昇
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