NY株式サマリー(8日)=ダウ106ドル高と3日ぶりに反発 ナスダックは小幅2日続落

MARKET
REPORT

マーケット速報

為替市場の今をリアルタイムで把握し、情報配信しています。世界の主要マーケットの動きから、相場を左右する重要ニュースまで、投資の判断に必要な情報をスピーディーにお届けしています。

2025.01.09

NY株式サマリー(8日)=ダウ106ドル高と3日ぶりに反発 ナスダックは小幅2日続落

#ダウ平均
#ドル
#ドル円
#ユーロドル
#市況

◆ダウ平均: 42635.2 +106.84 +0.25%

◆S&P500: 5918.25 +9.22 +0.16%

◆NASDAQ: 19478.878 -10.80 -0.06%


 8日のNY株式相場は高安まちまち。12月ADP民間部門雇用者数が予想を下回る増加にとどまったものの、米10年債利回りが一時4.730%と4月25日以来の水準まで上昇したことで上値の重しとなった。前日まで2日続落したダウ平均は200ドル安まで下落する場面もあったが、106.84ドル高(+0.25%)と3日ぶりに反発して終了。S&P500も前日終値を挟んでもみ合ったが、0.16%高と小幅に反発して終了。一方、ハイテク株主体のナスダック総合は0.06%安とわずかながら2日続落した。S&P500の11セクターはヘルスケア、素材、生活必需品、不動産、資本財など8セクターが上昇し、コミュニケーション、エネルギーなど3セクターが下落した。ダウ平均採用の30銘柄は、ユナイテッドヘルス、コカ・コーラ、3M、ウォルマートなど18銘柄が上昇し、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ウォルト・ディズニー、メルクなど12銘柄が下落した。


 2025年の利下げ見通しを巡り、週末金曜日発表の米12月雇用統計に注目が集まるなか、その前哨戦となる12月ADP民間部門雇用者数は12.2万人増と、市場予想の14万人増を下回った。しかし、トランプ次期政権による関税引き上げによるインフレ再燃懸念や、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で大半のメンバーがインフレ上振れリスクを認識していることが明らかになったことで米債売りが優勢だった。米10年債利回りは前日の4.685%から一時4.730%まで上昇(価格は下落)したが、好調な米30年債入札を受けて下落幅を縮小し、4.6912%で終了した。


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.01.09

新着記事

免責事項:Disclaimer

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。