ハッシュ値

ハッシュ値

読み方、同義語、対義語

読み方 はっしゅち

ハッシュ値とは、ハッシュ関数によって得られる文字列のことです。ハッシュ関数は、入力データを定められた手順で計算し、入力データの長さに関わらず決まった長さの文字列を出力する関数のことで、仮想通貨(暗号資産)においては、出力された文字列から入力データを推測することが難しい「一方向ハッシュ関数」が使用されます。

ハッシュ値の仕組み

ハッシュ値には、「入力データが同じであれば、必ず同じハッシュ値になる」、「入力データが少しでも異なれば別のハッシュ値になる」という性質があります。

ハッシュ値の仕組み

ハッシュ値は、仮想通貨においてさまざまな用途に使用されていますが、代表的なものはビットコイン(BTC)のブロックチェーンの改ざん防止です。ビットコインでは、ハッシュ値の「入力データが少しでも異なれば別のハッシュ値になる」という性質を利用し、ブロックチェーンの改ざんを防止しています。前のブロックのハッシュ値が次に続くブロックに含まれるため、前のブロックの取引内容を改ざんすると、ハッシュ値が一致しなくなり、改ざんが発覚します。

ハッシュ値とブロックチェーン
point ビットコインアドレスにも使われる

ビットコインアドレスは公開鍵から生成されるものですが、この生成もハッシュ関数によって行われています。出力された文字列から入力データを推測することが難しいという性質を持つため、ビットコインアドレスから公開鍵が特定されることはありません。

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