日経平均サマリー（29日午前）

日経平均は3日ぶり反落　古河電工など電線株が強い

　29日の日経平均は3日ぶり反落。前引けは185円安の42642円。米国株高を好感できずに小安く始まると、寄り付きが高値となって下げ幅を3桁に拡大。場中は下げては幾分戻すといった動きを繰り返した。東京エレクトロン<8035.T>など半導体株の一角が弱かったほか、小売株に大きく下げる銘柄が多かった。指数は9時台後半に200円超下げた後は売り圧力が和らいだものの、3桁の下落で前場を終えた。

　東証プライムの売買代金は概算で2兆0400億円。業種別では非鉄金属、パルプ・紙、卸売などが上昇している一方、小売、電気・ガス、保険などが下落している。古河電工<5801.T>やフジクラ<5803.T>など、電線株の動きが良い。半面、日証金が増し担保金徴収措置を実施すると発表したアステリア<3853.T>が大幅に下落している。

日経平均

　42642.97　-185.82

先物

　42650　-280

TOPIX

　3073.95　-15.83