日経平均サマリー（20日午前）

日経平均は大幅続落　43000円を割り込む

　20日の日経平均は大幅続落。前引けは663円安の42883円。米国株はまちまちも、ナスダック安を嫌気して3桁下落スタート。ソフトバンクグループ<9984.T>のほか、半導体株や電線株などの下げが大きく、場中は下値模索が続いた。節目の43000円近辺ではしばらく強弱感が交錯したが、同水準を明確に割り込むと売りが加速。700円超下げて42700円台に突入する場面もあり、安値圏で前場を終えた。

　東証プライムの売買代金は概算で2兆5600億円。業種別では鉱業、食料品、水産・農林などが上昇した一方、非鉄金属、その他製品、情報・通信などが下落している。米国の住宅指標が良好であったことを手がかりに住友林業<1911.T>が大幅上昇。反面、エヌビディアなど米半導体株の下落を受けて、アドバンテスト<6857.T>やソシオネクスト<6526.T>が大きく売られている。

日経平均

　42883.17　-663.12

先物

　42870　-690

TOPIX

　3099.85　-16.78

(山下)