欧州外国為替市場概況・22時　カナダドル、弱含み

　19日の欧州外国為替市場でカナダドルは弱含み。7月カナダ消費者物価指数（CPI）が前年比で+1.7％と予想の+1.8％を下回ったことに売りで反応。対ドルで1.3838カナダドル、対円で106.79円まで下落した。

　ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.1675ドルと20時時点（1.1688ドル）と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。7月米住宅着工件数が強い結果となったことがやや相場の重しとなり1.1670ドル台まで上げ幅を縮めている。

　ドル円はもみ合い。22時時点では147.78円と20時時点（147.71円）と比べて7銭程度のドル高水準だった。強い米住宅着工件数を受けて147.85円付近まで上げたが、買いは続かなかった。なお、トランプ米大統領はFOXニュースとのインタビューで「プーチン露大統領が良い方向に動いてくれることを望む。そうでなければ厳しい状況になる」などと述べたが、反応は限られた。

　ユーロ円は22時時点では172.54円と20時時点（172.65円）と比べて11銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの伸び悩みにつれて上値がやや重くなっている。

本日これまでの参考レンジ

ドル円：147.54円　-　148.11円

ユーロドル：1.1639ドル　-　1.1693ドル

ユーロ円：172.00円　-　172.70円

(越後)