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ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ドル円、3日ぶり反発

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2025.08.15
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ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ドル円、3日ぶり反発

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 14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3営業日ぶりに反発。終値は147.76円と前営業日NY終値(147.38円)と比べて38銭程度のドル高水準だった。米労働省がこの日発表した7月米卸売物価指数(PPI)は前月比0.9%/前年比3.3%と予想の前月比0.2%/前年比2.5%を大きく上回り、食品とエネルギーを除くコア指数も前月比0.9%/前年比3.7%と予想の前月比0.2%/前年比2.9%を大幅に上回る強い数字となった。これまで高まっていた米連邦準備理事会(FRB)による大幅利下げ観測が後退したことからドルが買い戻される展開となった。東京時間の高値147.42円を上抜けると一時147.96円まで上値を伸ばした。ただ、前日の高値148.17円には届かなかった。


 ユーロドルは3日ぶりに反落。終値は1.1648ドルと前営業日NY終値(1.1705ドル)と比べて0.0057ドル程度のユーロ安水準となった。デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が「来月の大幅な利下げは適切とは考えていない」「0.50%の利下げは不必要な緊急性のシグナルを送ることになる」と発言したことを受けて、ドル買い戻しが先行。米インフレ指標の上振れをきっかけに米長期金利が上昇すると全般ドル買いが活発化し、一時1.1631ドルと日通し安値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.32まで上昇した。

 なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.2946%前後まで上昇した。


 ユーロ円は続落。終値は172.11円と前営業日NY終値(172.50円)と比べて39銭程度のユーロ安水準。日銀の早期利上げ観測を背景に一時170.97円まで売られた影響が残った。ただ、NY市場に限れば下値の堅さが目立った。ドル円の上昇につれた買いが優勢になると、172.20円付近まで下げ渋る場面があった。


本日の参考レンジ

ドル円:146.21円 - 147.96円

ユーロドル:1.1631ドル - 1.1715ドル

ユーロ円:170.97円 - 172.62円


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.08.15

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