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欧州マーケットダイジェスト・8日 株まちまち・円安・ポンド高

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マーケット速報

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2025.08.09
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欧州マーケットダイジェスト・8日 株まちまち・円安・ポンド高

#ドル円
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#日経平均

(8日終値:9日3時時点)

ドル・円相場:1ドル=147.73円(8日15時時点比△0.33円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=172.25円(△0.65円)

ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1659ドル(△0.0018ドル)

FTSE100種総合株価指数:9095.73(前営業日比▲5.04)

ドイツ株式指数(DAX):24162.86(▲29.64)

10年物英国債利回り:4.601%(△0.054%)

10年物独国債利回り:2.690%(△0.060%)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。


(主な欧州経済指標)

       <発表値>    <前回発表値>

7月スイスSECO消費者信頼感指数

        ▲32.8      ▲32.2


※改は改定値を表す。▲はマイナス。


(各市場の動き)

・ドル円は上昇。自民党の総裁選前倒しへの思惑から全般円売りが先行。前日の高値147.71円を上抜けて、23時過ぎに一時147.90円まで値を上げた。市場では「日本の連休入り前に持ち高調整目的の円売り・ドル買いが出た」との声も聞かれた。1日の急落後の戻り高値にあたる4日の高値148.09円が目先のレジスタンスとして意識されて、積極的に上値を試す動きとはなっていないものの、底堅い地合いを維持した。

 もっとも、NY中盤以降は147円台後半でのもみ合いに終始した。本日は主要な米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたことから、大きな方向感が出なかった。


・ユーロドルは下値が堅かった。週末を控えたポジション調整目的の売りが先行すると一時1.1629ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1611ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。ポンドドルの上昇につれた買いも入り一時1.1668ドル付近まで持ち直した。

 トランプ米大統領は7日、米大統領経済諮問委員会(CEA)のスティーブン・ミラン委員長を米連邦準備理事会(FRB)理事に指名すると発表。ミラン氏はトランプ氏の意向に沿った金融緩和に前向きな主張をするとの思惑からドル売りが出やすい面もあった。


・ポンドドルは底堅い動き。週末を控えたポジション調整目的の売りが出ると一時1.3418ドルと日通し安値を付けたものの、下押しは限定的。前日の英中銀(BOE)によるタカ派的な利下げの影響が残り、本日もポンド買いが入りやすい地合いとなった。3時前には一時1.3459ドルと日通し高値を更新した。

 なお、ピルBOE金融政策委員会(MPC)委員兼チーフエコノミストはインフレ率が拡大した場合という条件付きながら、「利下げ先送りの可能性がある」との見解を示した。


・ユーロ円は堅調。日米株価指数の上昇を背景に、投資家のリスク選好姿勢が強まると円売り・ユーロ買いが優勢となり一時172.34円と日通し高値を付けた。自民党の総裁選前倒しへの思惑から円売りが出た面もあった。

 なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比550円高の4万2370円まで上昇した。


・ロンドン株式相場は小幅ながら続落。前日に下落した反動で値ごろ感からの買いが先行したものの、終盤失速した。ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが売られたほか、コンパス・グループやエンテインなど一般消費財サービスが値下がりした。


・フランクフルト株式相場は5日ぶりに小反落。米国での利下げ観測が引き続き投資家心理を支えたものの、週末を控えたポジション調整目的の売りが出ると小幅に下げた。個別ではミュンヘン再保険(7.21%安)やハノーバー再保険(3.97%安)、SAP(1.83%安)などの下げが目立った。


・欧州債券相場は下落。週末を控えたポジション調整目的の売りが出た。


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.08.09

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