株式寄り付き概況－日経平均は大幅に4日続伸　ソフトバンクグループが急伸

　8日の日経平均は大幅に4日続伸。米国株はまちまちも、ナスダック高を好感して寄り付きから200円を超える上昇。高く始まったことで買いに勢いがついており、その後も上げ幅を広げた。半導体株の動きが良く、決算を材料に売りが先行したレーザーテック<6920.T>もプラス転換している。指数は節目の41500円を上回り、41600円台に到達。上げ幅を600円超に広げる場面もあるなど、上値追いの流れが続いている。なお、TOPIXは寄り付きから節目の3000pを上回っている。

　業種別ではその他製品、精密機器、その他金融などが上昇している一方、医薬品、石油・石炭、ガラス・土石などが下落している。1Qが大幅な最終黒字に転換したソフトバンクグループ<9984.T>が急伸。反面、今期の減収減益見通しを提示したディー・エヌ・エー<2432.T>が急落している。