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欧州外国為替市場概況・22時 ポンド、上昇

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2025.08.07
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欧州外国為替市場概況・22時 ポンド、上昇

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 7日の欧州外国為替市場でポンドは上昇。英中銀金融政策委員会(MPC)はこの日、市場予想通りに政策金利を4.25%から4.00%に引き下げることを決めたと発表した。ただ、市場では9人のメンバーのうち7人が利下げに賛成すると予想されていたが、実際には利下げに賛成するメンバーは5人にとどまった。MPC議事要旨でもインフレへの警戒姿勢が目立っていたほか、今後の緩和についても「段階的かつ慎重なアプローチが引き続き適切」との言及があり、総じてタカ派的な利下げだったとの見方から金融政策の公表後はポンド買いで反応。対ドルでは1.3437ドル、対円では197.92円まで上値を伸ばした。

 なお、議事要旨によると1回目の投票ではテイラー委員が0.50%の利下げを主張、ベイリー英中銀(BOE)総裁を含めた4人が0.25%の利下げ、4人が据え置きを主張したため、4対4の同票となり再投票を実施。2回目の投票でテイラー委員が0.25%の利下げに投票したことが明らかになった。


 ドル円は買いが一服。22時時点では147.29円と20時時点(147.34円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。欧州序盤の売り一巡後は下値を切り上げる展開となったが、20時30分過ぎにつけた147.49円付近で買い戻しも一巡。その後は147.00円手前まで押し戻される場面も見られた。

 この日発表された米経済指標では4-6月期米非農業部門労働生産性・速報値や同単位労働コストが予想を上回った一方、前週分の新規失業保険申請件数は予想より弱い結果となった。


 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.1651ドルと20時時点(1.1670ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。ドル買い戻しの流れに沿ったほか、ユーロポンドの下げにつれた面もあり、一時1.1634ドルまで本日安値を更新。その後はいったん下げ止まったものの、戻りも限られた。


 ユーロ円は22時時点では171.61円と20時時点(171.95円)と比べて34銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下げにつれて本日安値の171.40円に迫る水準まで値を下げた。



本日これまでの参考レンジ

ドル円:146.69円 - 147.71円

ユーロドル:1.1634ドル - 1.1699ドル

ユーロ円:171.40円 - 172.17円


(岩間)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.08.07

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