ニューヨーク外国為替市場概況･2時　ドル円　戻りが鈍い

　1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。2時時点では147.83円と24時時点（148.10円）と比べて27銭程度のドル安水準。7月の米雇用統計と米ISM製造業景況指数のさえない結果を受けて23時ごろに147.50円まで急落したドル円は戻りが148.20円台に抑えられ、147円後半に押し戻されている。米10年債利回りも4.22％台で低下が一段落したが、安値圏で戻りが鈍い。

　ユーロドルは上昇一服。2時時点では1.1539ドルと24時時点（1.1555ドル）と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準。23時過ぎにつけた1.1588ドルを頭に上昇が一服し、1.15ドル半ばを挟んで小動き。

　ユーロ円は軟調。2時時点で170.58円と24時時点（171.13円）と比べて55銭程度のユーロ安水準。ドル円と米株の下げが一服しクロス円も値動きは緩むも、リスク回避の円買い圧力が続くなか170.57円まで下値を広げている。また、ポンド円は195.79円、豪ドル円は95.38円まで安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ

ドル円：147.50円　-　150.92円

ユーロドル：1.1392ドル　-　1.1588ドル

ユーロ円：170.57円　-　172.39円

(金)