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マーケット速報
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24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は4営業日ぶりに反発。終値は147.01円と前営業日NY終値(146.51円)と比べて50銭程度のドル高水準だった。米国と欧州連合(EU)の関税交渉が進展しているとの期待が高まる中、欧州株相場が上昇するとリスク・オンの円売りが先行。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容となったことも相場の支援材料となり、取引終了間際に一時147.02円と日通し高値を更新した。
なお、7月米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が49.5と昨年12月以来7カ月ぶりに好不況の分岐点とされる50を割り込み、6月米新築住宅販売件数が62.7万件と予想より弱い内容だったことが分かると146.36円付近まで売られる場面もあったが、下押しは限定的だった。
ユーロドルは5日ぶりに反落。終値は1.1749ドルと前営業日NY終値(1.1771ドル)と比べて0.0022ドル程度のユーロ安水準となった。堅調な米雇用関連指標を受けて22時過ぎに一時1.1731ドルと日通し安値を付けたものの、その後発表された米経済指標が低調な内容だったことが分かるとユーロ買い・ドル売りが優勢に。23時30分前には1.1789ドルと7日以来の高値を付けた。ただ、同日の高値1.1790ドルが目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。
なお、欧州中央銀行(ECB)はこの日、市場予想通り政策金利を現行の2.15%に据え置くことを決めたと発表。ラガルドECB総裁は理事会後の会見で「経済成長のリスクは引き続き下振れ方向にある」と述べ、従来の認識を繰り返した。EUが米政権と関税措置を巡る交渉を続ける中、様子見姿勢を取ったとみられ、次の一手について手掛かりは示さなかった。
ユーロ円は3日続伸。終値は172.72円と前営業日NY終値(172.47円)と比べて25銭程度のユーロ高水準。日本や欧州の株式相場が堅調に推移するとリスク選好の円売りが先行。ドル円の上昇につれた買いも入ると一時172.92円と日通し高値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:145.86円 - 147.02円
ユーロドル:1.1731ドル - 1.1789ドル
ユーロ円:171.76円 - 172.92円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.25
作成日
:
2025.07.25
最終更新
:
2025.07.25
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DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
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25日レンジ ドル円 146.82-147.94円
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