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欧州マーケットダイジェスト・18日 株まちまち・金利上昇・円もみ合い

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2025.07.19
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欧州マーケットダイジェスト・18日 株まちまち・金利上昇・円もみ合い

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#日経平均

(18日終値:19日3時時点)

ドル・円相場:1ドル=148.71円(18日15時時点比▲0.05円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=172.92円(△0.10円)

ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1627ドル(△0.0010ドル)

FTSE100種総合株価指数:8992.12(前営業日比△19.48)

ドイツ株式指数(DAX):24289.51(▲81.42)

10年物英国債利回り:4.674%(△0.019%)

10年物独国債利回り:2.695%(△0.020%)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。


(主な欧州経済指標)

       <発表値>    <前回発表値>

6月独生産者物価指数(PPI)

(前月比)    0.1%     ▲0.2%

5月ユーロ圏経常収支(季調済)

   323億ユーロの黒字  186億ユーロの黒字・改

5月ユーロ圏建設支出

(前月比)   ▲1.7%     4.3%・改

(前年比)    2.9%     4.7%・改


※改は改定値を表す。▲はマイナス。


(各市場の動き)

・ドル円は一進一退。20日に投開票される参議院選挙で与党の過半数割れが警戒される中、円売り・ドル買いが先行。日本時間夕刻に一時148.89円と日通し高値を付けた。

 ただ、前日の高値149.09円や16日に付けた4月3日以来の高値149.18円がレジスタンスとして意識されると失速した。市場では「ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が7月利下げを主張したことが改めて意識された」との声も聞かれた。

 NYの取引時間帯に入ると、7月米ミシガン大学消費者態度指数速報値が61.8と予想の61.5を若干上回った一方、1年先の期待インフレ率が4.4%、5-10年先が3.6%といずれも予想を下回ったことが明らかに。米長期金利の低下とともにドル売りが先行し一時148.19円と日通し安値を更新した。

 もっとも、売り一巡後は買い戻しが優勢となり、148.79円付近まで持ち直している。市場では「投機筋の円ロング(ドル円のショート)ポジションの偏りが警戒される中、ショートカバーが入りやすい」との指摘もあった。


・ユーロドルは上値が重かった。ウォラーFRB理事が7月利下げを主張したことが改めて意識される中、ユーロ買い・ドル売りが進行。米ミシガン大学が発表した期待インフレ率が予想を下回ると全般ドル売りが活発化し、一時1.1672ドルと日通し高値を付けた。

 ただ、買い一巡後は徐々に上値を切り下げる展開に。「トランプ米大統領は欧州連合(EU)に対していかなる合意であっても最低15~20%の関税を課す意向」との報道が伝わる中、2時30分過ぎには1.1618ドル付近まで下押しした。なお、EUはトランプ米大統領が30%の関税を課すとした8月1日の交渉期限に向けて米政権と協議を継続している。


・ユーロ円は日本時間夕刻に一時173.11円と日通し高値を付けたものの、16日に付けた約1年ぶりの高値173.24円がレジスタンスとして意識されると上昇が一服。そのあとは173.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。ドル相場となったためユーロ円自体は方向感が出にくい状況だった。


・ロンドン株式相場は続伸。好業績を発表した銘柄を中心に買いが集まると指数は9000の大台に乗せる場面があったが、週末を控えたポジション調整目的の売りが出ると伸び悩んだ。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が買われたほか、ナショナル・グリッドやSSEなど公共事業株が値上がりした。


・フランクフルト株式相場は反落。前日の米国株相場の上昇を受けて買いが先行したものの、引けにかけて失速した。週末を控えたポジション調整目的の売りなどが出た。個別ではザルトリウス(2.57%安)やシーメンス・エナジー(1.59%安)、フレゼニウス・メディカル・ケア(1.40%安)などの下げが目立った。


・欧州債券相場は下落した。


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.19

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