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ニューヨーク外国為替市場概況・17日 ドル円、反発

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2025.07.18
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ニューヨーク外国為替市場概況・17日 ドル円、反発

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 17日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は148.58円と前営業日NY終値(147.88円)と比べて70銭程度のドル高水準だった。6月米小売売上高や7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことが分かると円売り・ドル買いが先行。21時30分過ぎに一時149.09円と日通し高値を付けた。

 ただ、前日に付けた4月3日以来の高値149.18円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米長期金利の低下に伴う売りも出て一時148.38円付近まで下押しした。米長期金利が上昇に転じると148.75円付近まで持ち直したものの、米長期金利が再び低下すると上値が重くなった。


 ユーロドルは反落。終値は1.1596ドルと前営業日NY終値(1.1641ドル)と比べて0.0045ドル程度のユーロ安水準となった。米経済指標の上振れを受けてユーロ売り・ドル買いが先行すると一時1.1557ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は下げ渋る展開に。1時前には1.1603ドル付近まで下値を切り上げた。

 前日にドル売りを加速させた米連邦準備理事会(FRB)の独立性を巡る懸念はひとまず後退したものの、市場では「完全に払拭されたわけではない」との声も聞かれた。FRBに対する政治的な圧力が再び強まる可能性は残るとの見方は、ドル買いに一定の歯止めをかけているもよう。


 ユーロ円は小反発。終値は172.29円と前営業日NY終値(172.09円)と比べて20銭程度のユーロ高水準。アジア時間に一時172.67円と日通し高値を付けたあとはじりじりと上値を切り下げる展開に。23時30分過ぎには一時171.94円と日通し安値を付けた。ただ、前日の安値171.84円が目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢となり上げに転じた。


本日の参考レンジ

ドル円:147.73円 - 149.09円

ユーロドル:1.1557ドル - 1.1643ドル

ユーロ円:171.94円 - 172.67円


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.18

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