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欧州マーケットダイジェスト・17日 株高・ドル伸び悩み

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2025.07.18
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欧州マーケットダイジェスト・17日 株高・ドル伸び悩み

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(17日終値:18日3時時点)

ドル・円相場:1ドル=148.65円(17日15時時点比△0.18円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=172.23円(▲0.26円)

ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1585ドル(▲0.0032ドル)

FTSE100種総合株価指数:8972.64(前営業日比△46.09)

ドイツ株式指数(DAX):24370.93(△361.55)

10年物英国債利回り:4.655%(△0.016%)

10年物独国債利回り:2.675%(▲0.012%)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。


(主な欧州経済指標)

       <発表値>    <前回発表値>

6月英雇用統計

失業率     4.5%       4.5%

失業保険申請件数

        2.59万件   1.53万件・改

3-5月英失業率

(ILO方式)  4.7%       4.6%

6月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値

(前年比)   2.0%       2.0%

6月ユーロ圏HICPコア改定値

(前年比)   2.3%       2.3%


※改は改定値を表す。▲はマイナス。


(各市場の動き)

・ドル円は上値が重かった。日本株や欧州株相場の上昇を手掛かりに円売り・ドル買いが先行。NYの取引時間帯に入ると、6月米小売売上高や7月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い内容だったことを受けて円売り・ドル買いが加速した。21時30分過ぎには一時149.09円と日通し高値を更新した。

 ただ、前日に付けた4月3日以来の高値149.18円がレジスタンスとして意識されると上値が重くなった。米長期金利の低下に伴う売りも出て一時148.38円付近まで下押しした。

 なお、クーグラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「インフレ率は目標の2%を上回っている」「失業率の低さと関税による物価上昇圧力の高まりを踏まえると、政策金利を当面据え置くことが適切」と述べた一方、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁は「関税の影響は予想よりも控えめになる可能性」「今年2回の利下げは『妥当』な見通し」などと語った。


・ユーロドルは下値が堅かった。日本時間夕刻に一時1.1605ドル付近まで値を上げたものの、東京時間に付けた日通し高値1.1643ドルが目先レジスタンスとして働くと失速。NY市場では米経済指標の上振れを受けて一時1.1557ドルと日通し安値を付けた。

 ただ、そのあとは米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入り、1.1603ドル付近まで下げ渋った。


・ユーロ円は弱含み。アジア時間に一時172.67円と日通し高値を付けたあとはじり安の展開となった。23時30分過ぎには一時171.94円と日通し安値を付けた。ただ、前日の安値171.84円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。


・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発。3-5月英失業率(ILO方式)が4.7%と予想の4.6%より弱い内容だったことが分かると、英早期利下げ期待が高まり株買いが入った。ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクターが買われたほか、HSBCやバークレイズなど金融株が値上がりした。


・フランクフルト株式相場は6日ぶりに反発。半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)の決算が好感されて買いが広がった。足もとで相場下落が続いたあとだけに押し目買いなども入りやすかった。個別ではシーメンス・エナジー(4.69%高)やシーメンス(4.08%高)、MTUエアロ・エンジンズ(2.40%高)などの上昇が目立った。


・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.18

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