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ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、下げ渋り

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2025.07.17

ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、下げ渋り

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 16日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.1593ドルと22時時点(1.1598ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。6月米卸売物価指数(PPI)の下振れを受けて、米長期金利の指標となる米10年債利回りは4.43%台まで低下したものの、ドル売りでの反応は一時的。そのあとは全般ドル買いが優勢となり、前日の安値1.1593ドルを下抜けて一時1.1563ドルまで値を下げた。

 ただ、「トランプ米大統領は共和党議員に米連邦準備理事会(FRB)議長解任の是非について尋ねた」「議員らはトランプ氏がパウエル議長の解任を示唆したと語った」との一部報道が伝わると、再びドル売りが優勢に。24時過ぎには1.1616ドル付近まで持ち直した。


 ドル円は戻りが鈍かった。24時時点では148.46円と22時時点(148.70円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。米PPI発表直後に一時148.48円まで下落したものの、押し目を拾いたい向きは多く、売り一巡後は下げ渋る展開となった。市場では「投機筋の円ロング(ドル円のショート)ポジションの偏りが警戒される中、ショートカバーが入りやすい」との声も聞かれた。

 もっとも、パウエルFRB議長解任を巡る懸念が高まると再びドル売りが優勢となり、一時148.23円と日通し安値を更新した。


 ユーロ円は軟調。24時時点では172.11円と22時時点(172.47円)と比べて36銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出ると一時171.94円と日通し安値を更新した。ドル円の失速も相場の重し。東京市場で一時173.24円と昨年7月以来1年ぶりの高値を更新したあとだけに、利益確定目的の売りも出やすかった。


本日これまでの参考レンジ

ドル円:148.23円 - 149.18円

ユーロドル:1.1563ドル - 1.1628ドル

ユーロ円:171.94円 - 173.24円


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.17

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