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NYマーケットダイジェスト・1日 株まちまち・金利上昇・ドル下げ渋り(1)

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2025.07.02
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NYマーケットダイジェスト・1日 株まちまち・金利上昇・ドル下げ渋り(1)

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(1日終値)

ドル・円相場:1ドル=143.42円(前営業日比▲0.61円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=169.33円(▲0.45円)

ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1806ドル(△0.0019ドル)

ダウ工業株30種平均:44494.94ドル(△400.17ドル)

ナスダック総合株価指数:20202.89(▲166.84)

10年物米国債利回り:4.24%(△0.01%)

WTI原油先物8月限:1バレル=65.45ドル(△0.34ドル)

金先物8月限:1トロイオンス=3349.8ドル(△42.1ドル)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。


(主な米経済指標)

       <発表値>   <前回発表値>

6月米製造業PMI改定値

        52.9       52.0

6月米ISM製造業景況指数

        49.0       48.5

5月米建設支出

(前月比)  ▲0.3%     ▲0.2%・改

5月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数

       776.9万件   739.5万件・改


※改は改定値、▲はマイナスを表す。


(各市場の動き)

・ドル円は続落。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.1852%前後と5月1日以来2カ月ぶりの低水準を付けると円買い・ドル売りが先行。21時過ぎに一時142.68円と日通し安値を付けた。

 ただ、6月3日の安値142.38円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。6月米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値や6月米ISM製造業景況指数、5月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を上回ったことも相場を下支えし、4時30分過ぎには143.80円付近まで下げ渋った。米10年債利回りが4.27%台まで上昇したこともドル買いを促した。

 なお、トランプ米大統領は大統領専用機内で記者団に対し「日本と通商合意をまとめられる可能性は低い」「日本は30%、35%、あるいは我々が決定する関税率を支払うことになる可能性が高い」などと述べた。


・ユーロドルは小幅ながら9日続伸。欧州市場序盤に一時1.1829ドルと2021年9月以来約3年10カ月ぶりの高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。予想を上回る米経済指標や米長期金利の上昇を受けてユーロ売り・ドル買いが優勢になると、2時前に一時1.1761ドルと日通し安値を付けた。

 なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は「欧州中央銀行(ECB)フォーラム」で「米国経済が堅調である限り、我々は時間をかけている。賢明なのは待つことだ」「FOMC当局者の大多数が年後半に追加利下げが適切と判断」と述べたほか、7月利下げは早過ぎるかとの質問に対しては「検討は会合ごとに行われる」と回答し、7月利下げの可能性を排除しなかった。

 また、デギンドスECB副総裁は「現在のユーロの水準は懸念には当たらない」と述べたうえで、「ユーロが1ドル=1.20ドルを超えて上昇すれば政策対応が困難になる可能性がある」などと発言。ラガルドECB総裁は「ユーロが最近、ドルに対して上昇しているのは市場の状況だけではなく、ユーロ圏経済の強さも反映している」と話した。


・ユーロ円は3日ぶりに反落。日本時間夕刻に一時168.46円まで下落した影響が残ったものの、NY市場では買い戻しが優勢だった。5時過ぎには169.52円付近まで値を戻した。


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.02

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