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マーケット速報
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(1日終値:2日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=143.63円(1日15時時点比△0.05円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=169.23円(△0.01円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1783ドル(▲0.0002ドル)
FTSE100種総合株価指数:8785.33(前営業日比△24.37)
ドイツ株式指数(DAX):23673.29(▲236.32)
10年物英国債利回り:4.454%(▲0.035%)
10年物独国債利回り:2.574%(▲0.033%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
6月英ネーションワイド住宅価格
前月比 ▲0.8% 0.4%・改
6月仏製造業PMI改定値
48.1 47.8
6月独製造業PMI改定値
49.0 49.0
6月独雇用統計
失業率 6.3% 6.3%
失業者数変化 1.10万人 3.30万人・改
6月ユーロ圏製造業PMI改定値
49.5 49.4
6月英製造業PMI改定値
47.7 47.7
6月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値
(前年比) 2.0% 1.9%
6月ユーロ圏HICPコア速報値
(前年比) 2.3% 2.3%
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅かった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.1852%前後と5月1日以来2カ月ぶりの低水準を付けると円買い・ドル売りが先行。21時過ぎに142.68円と日通し安値を付けた。
ただ、6月3日の安値142.38円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。6月米製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値や6月米ISM製造業景況指数、5月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を上回ったことも相場を下支えした。米10年債利回りが4.27%台まで上昇したこともドル買いを促し、2時前には143.78円付近まで持ち直した。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は「米国経済が堅調である限り、我々は時間をかけている。賢明なのは待つことだ」「FOMC当局者の大多数が年後半に追加利下げが適切と判断」と述べたほか、7月利下げは早過ぎるかとの質問に対しては「検討は会合ごとに行われる」と回答し、7月利下げの可能性を排除しなかった。また、植田和男日銀総裁は次の金融政策決定に向けて追加のデータを見極める考えを強調し、利上げを急いでいないことを示唆した。
市場では両氏の発言内容について「いずれも新味に乏しい」との受け止めが聞かれた。
・ユーロドルは頭が重かった。米長期金利の低下などを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。日本時間夕刻に一時1.1829ドルと2021年9月以来約3年10カ月ぶりの高値を付けた。
ただ、買い一巡後は徐々に上値が重くなった。NY市場に入ると、予想を上回る米経済指標や米長期金利の上昇を受けてユーロ売り・ドル買いが優勢となり、2時前に一時1.1761ドルと日通し安値を付けた。
なお、デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁は「現在のユーロの水準は懸念には当たらない」と述べたうえで、「ユーロが1ドル=1.20ドルを超えて上昇すれば政策対応が困難になる可能性がある」などと述べたほか、ラガルドECB総裁は「ユーロが最近、ドルに対して上昇しているのは市場の状況だけではなく、ユーロ圏経済の強さも反映している」と話した。
・ユーロ円は下げ渋り。日本時間夕刻に一時168.46円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。3時前には169.25円付近まで値を戻した。
・ロンドン株式相場は小反発。米政権と各国の貿易交渉が進展するとの期待から、投資家心理が改善し、株買いが優勢となった。アストラゼネカやグラクソスミスクラインなど医薬品株が買われ、指数の上昇に寄与した。半面、ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が売られ、相場の重しとなった。
・フランクフルト株式相場は続落。前日の米国株高などを受けて買いが先行したものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。個別ではシーメンス・エナジー(5.79%安)やラインメタル(5.26%安)、MTUエアロ・エンジンズ(4.19%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。ユーロ圏の物価上昇率の鈍化傾向が続く中、債券買いが入った。
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.02
作成日
:
2025.07.02
最終更新
:
2025.07.02
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DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
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