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マーケット速報
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30日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは8日続伸。終値は1.1787ドルと前営業日NY終値(1.1718ドル)と比べて0.0069ドル程度のユーロ高水準だった。21時30分過ぎに一時1.1708ドルと週明け早朝取引で付けた日通し安値に面合わせしたものの、同水準がサポートとして働くと買い戻しが優勢に。6月米シカゴ購買部協会景気指数が40.4と予想の42.7を下回ったことを受けて全般ドル売りが強まると、前週末の高値1.1753ドルを上抜けて一時1.1788ドルと2021年9月以来約3年9カ月ぶりの高値を付けた。
なお、ベッセント米財務長官は「今後数週間から数カ月かけて、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の後任について検討」「新FRB議長職を新人理事が兼任する可能性を考えた」と述べたほか、レビット米ホワイトハウス報道官は「トランプ米大統領はパウエルFRB議長に遅すぎる。大幅に利下げすべきと伝えた」と明らかにした。
ドル円は反落。終値は144.03円と前営業日NY終値(144.65円)と比べて62銭程度のドル安水準だった。日本時間夕刻に一時143.78円まで下落した反動が出て、NY市場に入ると下げ渋った。22時30分過ぎには144.51円付近まで下値を切り上げる場面があった。
ただ、そのあとは予想を下回る米シカゴPMIや米長期金利の低下が相場の重しとなり、143.96円付近まで押し戻された。
なお、トランプ米大統領は自身のSNSに「日本は大規模なコメ不足に陥っているのに、米国からコメを買おうとしない」「我々は日本に書簡を送るつもりだ。米国はこれからも長い間、日本が貿易相手国であることを望んでいる」と投稿。日本が米国産コメの輸入に消極的だとして、日本に新たな関税を賦課する構えを見せた。
ユーロ円は続伸。終値は169.78円と前営業日NY終値(169.48円)と比べて30銭程度のユーロ高水準。アジア時間に一時168.71円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢に。ユーロドルの上昇につれた買いが入ったほか、米国株高に伴う円売り・ユーロ買いが出た。前週末の高値169.81円を上抜けると一時169.86円と昨年7月以来約11カ月ぶりの高値を更新した。
本日の参考レンジ
ドル円:143.78円 - 144.76円
ユーロドル:1.1708ドル - 1.1788ドル
ユーロ円:168.71円 - 169.86円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.07.01
作成日
:
2025.07.01
最終更新
:
2025.07.01
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DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
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