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◆ダウ平均: 43819.27 +432.43 +1.00%
◆S&P500: 6173.07 +32.05 +0.52%
◆NASDAQ: 20273.46 +105.55 +0.52%
27日のNY株式相場は続伸。中東情勢への警戒感が和らぐ中、ラトニック商務長官が米中貿易協定の枠組みが最終決定したと述べたことで貿易交渉の進展期待も追い風となった。ただ、トランプ米大統領がカナダの貿易交渉は打ち切られると発言したことが嫌気され売りが強まる場面もあった。ダウ平均は579ドル高まで上昇後、一時上昇幅を縮小したが、432.43ドル高(+1.00%)と大幅に2日続伸して終了。S&P500は0.76%高まで上昇し4カ月ぶりに取引時間中の史上最高値を更新後、0.14%安まで下落したが、0.52%高で終了し、終値でも過去最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.52%高と5日続伸。一時0.71%高まで上昇し、半年ぶりに取引時間中の史上最高値を更新後、0.36%安まで下落したが、終盤に買い直され、終値でも半年ぶりに最高値を更新した。S&P500の11セクターは一般消費財、コミュニケーション、資本財、生活必需品、不動産など9セクターが上昇し、エネルギー、ヘルスケアの2セクターが下落した。センチメントは引き続き改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.59ポイントから16.32ポイントに低下した。
週間ではダウ平均が1612.45ドル高(+3.82%)と大幅に2週続伸し、S&P500が3.44%高と3週ぶりに大幅反発。ナスダック総合は4.25%高と大幅に2週続伸した。年初来ではダウ平均が3.00%高、S&P500が4.96%高、ナスダック総合が4.99%高となった。
経済指標は5月個人消費支出(PCE)価格指数が前月比+0.1%、前年比+2.3%とともに市場予想と一致した。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注目する変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPCE価格指数は前月比+0.2%と予想の+0.1%を上回り、前年比でも+2.7%と予想の+2.6%を上回った。6月ミシガン大消費者信頼感指数確報値は60.7と速報値の60.5から小幅に改善。併せて発表された1年先期待インフレ率確報値は5.0%と速報値の5.1%から低下し、同5年先期待インフレ率確報値も4.1%から4.0%に低下した。
(羽土)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.06.28
作成日
:
2025.06.28
最終更新
:
2025.06.28
著者情報
DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
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NY株式サマリー(27日)=ダウ432ドル高と続伸 S&P500とナスダック総合が最高値更新
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