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ニューヨーク外国為替市場概況･4時 カナダドル、急落
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2025.06.28
ニューヨーク外国為替市場概況･4時 カナダドル、急落
27日のニューヨーク外国為替市場でカナダドルが急落。トランプ米大統領が「カナダとの貿易協議を打ち切る」との発言が伝わると、カナダドル（CAD)が急落した。ドル/カナダドルは1.3759CAD、カナダドル円は105.24円までカナダドル安が進行した。なお、トランプ米大統領は打ち切りの理由は、デジタルサービス税が要因と説明している。
ドル円は底堅い。4時時点では144.69円と2時時点（144.64円）と比べて5銭程度のドル高水準。カナダドルに対してのドル買いや、4.23％台まで低下していた米10年債利回りが4.29％手前まで上昇すると再びドル円も底堅くなった。一時144.90円近辺まで買われる場面もあった。
ユーロドルは小安い。4時時点では1.1699ドルと2時時点（1.1722ドル）と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準だった。米金利の上昇や、カナダドルに対するドル買いが重しになり1.1688ドル付近まで一時弱含んだ。ただ、レンジを割り込むほどの勢いもなく、小幅な下げ幅に留まっている。
ユーロ円は上値が重い。4時時点では169.28円と2時時点（169.55円）と比べて27銭程度のユーロ安水準。トランプ政権のカナダとの貿易交渉打ち切りや、トランプ米大統領が会見で「関税を支払わなければならなくなるため、一部の国は失望するだろう」との発言が伝わったことで、一時最高値を更新していたS&P500やナスダック総合がマイナス圏に入るなどリスク回避の動きが進んだ。ユーロ円も上値が重くなり169.19円前後まで下押しした。
本日これまでの参考レンジ
ドル円：144.18円 - 144.95円
ユーロドル：1.1681ドル - 1.1753ドル
ユーロ円：168.63円 - 169.81円
(松井)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.06.28
作成日
：
2025.06.28
最終更新
：
2025.06.28
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