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NYマーケットダイジェスト・25日 株まちまち・円安

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2025.06.26
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NYマーケットダイジェスト・25日 株まちまち・円安

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#日経平均

(25日終値)

ドル・円相場:1ドル=145.24円(前営業日比△0.30円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=169.33円(△1.07円)

ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1659ドル(△0.0050ドル)

ダウ工業株30種平均:42982.43ドル(▲106.59ドル)

ナスダック総合株価指数:19973.55(△61.02)

10年物米国債利回り:4.29%(横ばい)

WTI原油先物8月限:1バレル=64.92ドル(△0.55ドル)

金先物8月限:1トロイオンス=3343.1ドル(△9.2ドル)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。


(主な米経済指標)

       <発表値>   <前回発表値>

MBA住宅ローン申請指数

(前週比)   1.1%      ▲2.6%

5月米新築住宅販売件数

(前月比)   ▲13.7%    9.6%・改

(件数)    62.3万件   72.2万件・改


※改は改定値、▲はマイナスを表す。


(各市場の動き)

・ユーロドルは5日続伸。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが先行すると、22時前に一時1.1590ドルと日通し安値を付けた。

 ただ、前日の安値1.1575ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢に。5月米新築住宅販売件数が62.3万件と予想の69.4万件を下回り、米長期金利が低下に転じたことも相場の支援材料。前日の高値1.1641ドルを上抜けると、4時過ぎに一時1.1665ドルと2021年10月以来約3年8カ月ぶりの高値を更新した。

 なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日、米上院銀行委員会で「関税の物価押し上げ効果を事前に予測するのは難しい」「米経済は良好でインフレも良い状態にある」「大多数の当局者は年末までに利下げすると予想している」などと発言。また、最近のドル安については「市場は異例の厳しい状況を消化している」と述べたほか、「ドルは依然として世界の準備通貨」などと話した。


・ドル円は反発。米長期金利の上昇などを手掛かりに全般ドル買いが先行すると、22時過ぎに一時145.95円と日通し高値を付けたものの、節目の146.00円や前日の高値146.19円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。予想を下回る米住宅指標や米長期金利の低下も相場の重しとなり、4時過ぎに145.11円付近まで下押しした。


・ユーロ円は反発。東京時間に伝わった日銀金融政策決定会合における主な意見(6月16-17日分)や田村日銀審議委員の発言を受けて、「日銀は追加利上げを急いでいるわけではない」と受け止めが広がると、円売りが出やすい地合いとなった。前日の高値169.28円を上抜けて一時169.39円まで値を上げた。

 ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は一時198.58円、豪ドル円は94.75円、NZドル円は87.80円、カナダドル円は106.24円、スイスフラン円は180.90円、メキシコペソ円は7.70円まで値を上げた。


・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。中東情勢を巡る懸念が後退する中、買いが先行したものの、前日に3月3日以来の高値を更新したあとだけに利益確定目的の売りが強まると下げに転じた。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、2月19日以来の高値で取引を終えた。節目となる2万台に乗せる場面があった。


・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。緊迫していた中東情勢への懸念が和らぐ中、売りが先行したものの、一巡後はポジション調整目的の買いが優勢となり持ち直した。


・原油先物相場は4日ぶりに反発。この日に米エネルギー省(EIA)が発表した週間石油在庫で原油、ガソリン等が取り崩しになった。堅調なエネルギー需要を確認すると原油先物に買いが集まり一時66ドル台まで上昇した。また、今週に入り連日下落していた反動や、欧州通貨を中心にドル売りが進んだことによる割安感も支えになった。もっとも、中東和平への期待感があることで、引けにかけては上げ幅を縮小した。


・金先物相場は反発。昨日大幅に下落した反動もあり、本日は小幅ながら反発して引けた。欧州通貨を中心にドル売りが進んだことで、ドルで取引される金先物に割安感が出たことも支えになった。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米上院銀行委員会で「大多数の当局者は年末までに利下げすると予想している」と述べたことで、金利のつかない金先物の買いを促したとの声もあった。


(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.06.26

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