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マーケット速報
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25日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは5日続伸。終値は1.1659ドルと前営業日NY終値(1.1609ドル)と比べて0.0050ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが先行すると、22時前に一時1.1590ドルと日通し安値を付けた。
ただ、前日の安値1.1575ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢に。5月米新築住宅販売件数が62.3万件と予想の69.4万件を下回り、米長期金利が低下に転じたことも相場の支援材料。前日の高値1.1641ドルを上抜けると、4時過ぎに一時1.1665ドルと2021年10月以来約3年8カ月ぶりの高値を更新した。
なお、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長はこの日、米上院銀行委員会で「関税の物価押し上げ効果を事前に予測するのは難しい」「米経済は良好でインフレも良い状態にある」「大多数の当局者は年末までに利下げすると予想している」などと発言。また、最近のドル安については「市場は異例の厳しい状況を消化している」と述べたほか、「ドルは依然として世界の準備通貨」などと話した。
ドル円は反発。終値は145.24円と前営業日NY終値(144.94円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇などを手掛かりに全般ドル買いが先行すると、22時過ぎに一時145.95円と日通し高値を付けたものの、節目の146.00円や前日の高値146.19円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。予想を下回る米住宅指標や米長期金利の低下も相場の重しとなり、4時過ぎに145.11円付近まで下押しした。
ユーロ円は反発。終値は169.33円と前営業日NY終値(168.26円)と比べて1円07銭程度のユーロ高水準。東京時間に伝わった日銀金融政策決定会合における主な意見(6月16-17日分)や田村日銀審議委員の発言を受けて、「日銀は追加利上げを急いでいるわけではない」と受け止めが広がると、円売りが出やすい地合いとなった。前日の高値169.28円を上抜けて一時169.39円まで値を上げた。
ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は一時198.58円、豪ドル円は94.75円、NZドル円は87.80円、カナダドル円は106.24円、スイスフラン円は180.90円、メキシコペソ円は7.70円まで値を上げた。
本日の参考レンジ
ドル円:144.61円 - 145.95円
ユーロドル:1.1590ドル - 1.1665ドル
ユーロ円:168.13円 - 169.39円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.06.26
作成日
:
2025.06.26
最終更新
:
2025.06.26
著者情報
DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
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