FXやCFD、株式、商品取引をはじめ、投資にかかわる経済・金融・マーケット情報をタイムリーに発信する情報サービスプロバイダー。経済指標や要人発言といった速報性の高いニュースから、豊富なデータに基づくファンダメンタルズとテクニカル分析、マーケットオーダー、最新フィンテックまで、グローバルな金融マーケットを幅広くカバーする。
MENU
マーケット速報
為替市場の今をリアルタイムで把握し、情報配信しています。世界の主要マーケットの動きから、相場を左右する重要ニュースまで、投資の判断に必要な情報をスピーディーにお届けしています。
◆ダウ平均: 42206.82 +35.16 +0.08%
◆S&P500: 5967.84 -13.03 -0.22%
◆NASDAQ: 19447.41 -98.86 -0.51%
20日のNY株式相場は高安まちまち。米連邦準備理事会(FRB)のクリストファー・ウォラー理事が、早ければ7月にも利下げを行う可能性があると発言したことが好感され上昇してスタートしたが、中東の地政学リスクが引き続き意識されたことや、半導体輸出規制緩和の撤回報道を受けたエヌビディアなどの下落が重しとなった。ダウ平均は朝方に260ドル高まで上昇したが、81ドル安まで反落し、35.16ドル高(+0.08%)と3日ぶりに小幅に上昇して終了した。S&P500も0.62%高まで上昇したが、0.22%安と3日続落して終了し、ハイテク株主体のナスダック総合は0.77%高まで上昇後、0.51%安と反落して終了した。S&P500の11セクターはエネルギー、生活必需品、金融など5セクターが上昇し、コミュニケーション、素材、ヘルスケア、ITなど6セクターが下落。半導体株はエヌビディアが1.12%安、インテルが1.91%安。クアルコムが1.50%安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は0.75%下落した。
週間ではS&P500が0.15%安と小幅に2週続落した一方、ダウ平均が9.03ドル高(+0.02%)とほぼ横ばいとなり、ナスダック総合は0.21%高と反発した。
水曜日に結果が公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通りに政策金利が据え置かれ、メンバーのFF金利見通しでは年内2回の利下げ予想が維持された。しかし、2025年のGDP成長見通しが引き下げられた一方、インフレ見通しが引き上げられたことでスタグフレーションの可能性を示唆する内容となった。パウエルFRB議長はトランプ関税による経済の不確実性を強調し、利下げは今後のデータ次第だとする姿勢を維持した。しかし、この日はウォラー理事が個人的な見解とした上で、早ければ7月にも利下げ出来る状況にあると発言した。ウォラー発言を受けて米10年債利回りは祝日前の4.395%から一時4.361%まで低下し、4.374%で終了した。
(羽土)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.06.21
作成日
:
2025.06.21
最終更新
:
2025.06.21
著者情報
DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
投資情報配信企業
FXやCFD、株式、商品取引をはじめ、投資にかかわる経済・金融・マーケット情報をタイムリーに発信する情報サービスプロバイダー。経済指標や要人発言といった速報性の高いニュースから、豊富なデータに基づくファンダメンタルズとテクニカル分析、マーケットオーダー、最新フィンテックまで、グローバルな金融マーケットを幅広くカバーする。
NY株式サマリー(20日)=ダウ35ドル高と3日ぶりに小幅反発 S&P500は3日続落
高金利・エマージング各国の政策金利-6/20
主要各国の政策金利-6/20
免責事項:Disclaimer
当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。
本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。