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マーケット速報
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16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は144.75円と前営業日NY終値(144.07円)と比べて68銭程度のドル高水準だった。「イランはイスラエルとの戦闘緩和にオープン」との一部報道が伝わると、原油先物価格が下落し、米国株相場が一段と上昇。全般ドル売りが加速した。23時30分過ぎには一時143.65円と日通し安値を更新した。
ただ、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローが入ると持ち直した。中東の地政学リスクへの警戒が根強い中、「イランはイスラエルへの大規模攻撃を準備」「イスラエルは再びイランを攻撃」との報道もドル買いを促し、5時前には144.88円と日通し高値を更新した。米20年債入札後に米長期金利が上昇したことも相場の支援材料。
ユーロドルは小反発。終値は1.1561ドルと前営業日NY終値(1.1549ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準となった。6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が▲16.0と予想の▲6.0を下回るとユーロ買い・ドル売りが先行。「イランは敵対行為を緩和するための協議をイスラエルと米国に求めている」との一部報道をきっかけに、足もとで進んでいた「株安・原油高・ドル高」を巻き戻す動きが優勢になると、前週末の高値1.1614ドルを上抜けて一時1.1615ドルまで値を上げた。
ただ、ロンドン・フィキシングに絡んだドル買いのフローが観測されると上値が重くなった。米長期金利の上昇に伴うドル買いも入り、5時過ぎには1.1555ドル付近まで下押しした。
ユーロ円は8日続伸。終値は167.35円と前営業日NY終値(166.37円)と比べて98銭程度のユーロ高水準。20時過ぎに一時166.68円付近まで下押ししたものの、そのあとはドル円の持ち直しにつれた買いが入り、一時167.46円と昨年7月以来の高値を付けた。
ユーロ円以外のクロス円も上昇が目立った。ポンド円は一時196.69円、豪ドル円は94.55円、NZドル円は87.78円、カナダドル円は106.74円、南アフリカランド円は8.13円まで値を上げた。
本日の参考レンジ
ドル円:143.65円 - 144.88円
ユーロドル:1.1524ドル - 1.1615ドル
ユーロ円:165.91円 - 167.46円
(中村)
DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.06.17
作成日
:
2025.06.17
最終更新
:
2025.06.17
著者情報
DZHフィナンシャルリサーチ | DZH Financial Research, Inc.
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