株式寄り付き概況－日経平均は3日ぶり反発　神戸物産が急伸

　23日の日経平均は3日ぶり反発。米国株は3指数がまちまつかつ、小動きとなったが、円高に一服感が出てきたことが好感されて3桁上昇スタート。開始直後には上げ幅を200円超に広げて37200円台に乗せた。買い一巡後は値動きが落ち着いてきたが、主力大型株が強く、高い位置をキープしている。

　業種別では非鉄金属、その他製品、パルプ・紙などの動きが良く、下落は鉱業、電気・ガス、その他金融の3業種のみとなっている。4月度の月次が好感された神戸物産<3038.T>が急伸。半面、メタプラネット<3350.T>やｇｕｍｉ<3903.T>など前日に派手に買われた暗号資産関連が、きょうは一転売りに押されている。