close

新規口座開設ボーナス
15,000円プレゼント

NYマーケットダイジェスト・20日 株安・金利上昇・ドル安

MARKET
REPORT

マーケット速報

為替市場の今をリアルタイムで把握し、情報配信しています。世界の主要マーケットの動きから、相場を左右する重要ニュースまで、投資の判断に必要な情報をスピーディーにお届けしています。

2025.05.21
NEW

NYマーケットダイジェスト・20日 株安・金利上昇・ドル安

#ダウ平均
#ドル
#ドル円
#ユーロドル
#市況

(20日終値)

ドル・円相場:1ドル=144.51円(前営業日比▲0.35円)

ユーロ・円相場:1ユーロ=163.05円(△0.23円)

ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1283ドル(△0.0043ドル)

ダウ工業株30種平均:42677.24ドル(▲114.83ドル)

ナスダック総合株価指数:19142.71(▲72.75)

10年物米国債利回り:4.49%(△0.04%)

WTI原油先物6月限:1バレル=62.56ドル(▲0.13ドル)

金先物6月限:1トロイオンス=3284.6ドル(△51.1ドル)


※△はプラス、▲はマイナスを表す。


(主な米経済指標)

特になし


(各市場の動き)

・ドル円は続落。米10年債利回りの上昇などが相場の支援材料となり、23時前に144.97円付近まで上げたものの、米10年債利回りが上昇幅を縮めると144.43円付近まで押し戻された。米国株相場の下落も相場の重しとなった。

 もっとも、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議にあわせて行われる予定の日米財務相会談や、3回目の日米関税交渉を前に様子見ムードも広がり、大きな方向感は出なかった。NY市場に限れば狭い範囲内での推移にとどまった。


・ユーロドルは続伸。21時30分前に一時1.1224ドル付近まで売られたものの、東京午前に付けた日通し安値1.1218ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。取引終了間際には1.1286ドルと日通し高値を付けた。米長期金利が上昇幅を縮めたことも相場の支援材料。

 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するムサレム米セントルイス連銀総裁は「金融政策は現在、良好な状態」「インフレ期待が不安定になった場合、FRBは物価安定を優先すべき」などと発言した。


・ユーロ円は小幅ながら続伸。ドル円の下落につれた売りが出たものの、ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時163.15円付近まで値を上げた。


・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反落。足もとで相場上昇が続いたあとだけに利益確定目的の売りが出た。米長期金利の上昇や米減税法案を巡る不透明感も相場の重し。

 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反落した。


・米国債券相場で長期ゾーンは反落。米財政悪化への懸念から売りが出た。


・原油先物相場は3日ぶりに小幅な反落。前日引けにかけて上げ幅を縮小した流れが続き、62ドル前半まで下押す場面があった。もっとも、一巡後は下値を切り上げる展開に。米イランの核問題を巡る協議について、イランの最高指導者が米国を非難。核合意への期待が後退し、対イラン制裁が継続されるとの思惑が相場の支えとなった。


・金先物相場は続伸。先週末の米格下げの影響で、安全資産の金は引き続き底堅い動きが続いた。為替でドルが対ユーロなどで弱含むと、ドル建て金に割安感が生じたことも支えとなった。前日に伸び悩んだ水準3250ドル台を超えると投機的な買いを呼び込み、上昇に勢いが付いて一時3289ドル手前まで上げ幅を広げた。



(中村)


DZHフィナンシャルリサーチ提供: 2025.05.21

新着記事

免責事項:Disclaimer

当サイトの、各コンテンツに掲載の内容は、情報の提供のみを目的としており、投資に関する何らかの勧誘を意図するものではありません。
これらの情報は、当社が独自に収集し、可能な限り正確な情報を元に配信しておりますが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、当社は保証を行うものでも責任を持つものでもありません。投資にあたっての最終判断は、お客様ご自身でなさるようお願いいたします。

本コンテンツは、当社が独自に制作し当サイトに掲載しているものであり、掲載内容の一部または、全部の無断転用は禁止しております。掲載記事を二次利用する場合は、必ず当社までご連絡ください。