株式寄り付き概況－日経平均は一進一退　ＪＲ西日本が急伸

　7日の日経平均は一進一退。休場の間の米国株は均してみれば水準は大きく変化しておらず、本日朝方に米中関係改善期待を高めるニュースが伝わったことを受けて小高く始まった。36900円台に乗せて上げ幅を3桁に広げたところでは上値が重くなり、失速してマイナス圏に沈んだ。ただ、下げた後の売り圧力は限定的となっており、しばらく小安い水準でもみ合った後、足元では再びプラス圏に浮上している。

　業種別では空運、保険、卸売などが上昇している一方、医薬品、輸送用機器、鉱業などが下落している。今期の増収増益・増配計画や自己株取得・消却などが好感されたＪＲ西日本<9021.T>が急伸。半面、トランプ米大統領が外国で製作された映画に100％の関税を課す方針を表明したことを受けて、ソニーグループ<6758.T>、東映アニメーション<4816.T>、東映<9602.T>などが大きく売られている。

日経平均

　36892.12　+61.43

先物

　36930　+120

TOPIX

　2696.89　+9.11